
先月、マレーシアで行われたK-POPバンドのコンサートをきっかけに、東南アジアと韓国のネットユーザー間で激しいオンライン論争が勃発した。
公演観覧マナーを巡る議論は、相手への嫌悪や人種差別的感情に発展。SNSでは互いの批判や攻撃が数万~数十万回も閲覧され、東南アジアのユーザーは連帯を示すハッシュタグを用いてK-POPやKドラマの不買運動にまで波及している。
発端は先月31日、マレーシア・クアラルンプールで開催されたK-POPバンドDAY6のコンサートで起きた「大型カメラ」(大口径望遠レンズ付きカメラ)騒動だ。
当時、ある韓国人ファンが大型カメラを持ち込み、コンサート会場で無断撮影を行っていたところ、管理スタッフに発見された。
これを受け、マレーシアのネットユーザーたちは、大型カメラで撮影することで周囲の観覧を妨害したのは無礼な行為だと批判し、今月3日には、X(旧Twitter)の利用者が、当時大型カメラで撮影していた韓国人の横顔写真を投稿し、事態は一段と拡大した。
東南アジアのネットユーザーからは「どうやってあんな大きなカメラを持ち込んだのか」「警備員が前列を何度も出入りし集中できなかった」といった不満の声が上がった。
すると、自身がその韓国人であると明かした X 利用者が、「カメラは公演主催側に返却し、公演終了後に返してもらった。この過程で迷惑をかけた周囲の皆さんに改めてお詫び申し上げる」と公開で謝罪する文章を投稿した。
しかし、今度は韓国のネットユーザーたちが反論に回った。
無断撮影は誤りだとしながらも、一般人の写真をネットに投稿し嘲笑する行為は過剰で非常識だと指摘した。
5日以降、X上では「陰湿だ。一般人の顔を盗撮」「現場で直接言えばいいのに、ネットに晒すのはサイバーいじめだろう」「謝罪までしたのに、いつまでこの態度を続けるのか」といった投稿が相次いだ。
こうした公演マナーを巡る論争は、次第に相手への嫌悪をぶつけ合う誹謗中傷合戦へと発展している。
東南アジアのネットユーザーたちは「#SEAblings」というハッシュタグまで用い、連帯を呼びかけた。
東南アジアのネットユーザーは「#SEAblings」というハッシュタグを用い、連帯を呼びかけた。「SEA(Southeast Asia)」と「siblings(兄弟姉妹)」を組み合わせた造語で、昨年のインドネシア反政府デモで登場したものだ。現在は、韓国のネットユーザー(Knetz)に対する攻防で連帯を示す意味で使われている。













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