
米芸能誌『ピープル』が選ぶ「2025年最もセクシーな男性」にイギリス出身の俳優ジョナサン・ベイリー(37)が選ばれた。
ピープル誌は3日(現地時間)、オンライン版でベイリーのグラビアとインタビューを公開し、AP通信などが4日にこのニュースを取り上げた。
ピープル誌は「ベイリーが2025年最もセクシーな男性に選ばれたことを発表した際、ネット上で『この人じゃないの?』や『あの人が選ばれるべきだった』という反応が一切なかったのは初めてだった」と述べている。
さらに「ネットユーザーは一般的に議論好きだ。しかし、今の世界で最もセクシーな男性については全員の意見が一致した」とし、「その理由はベイリーの真摯さにあるだろう」と分析した。

ピープル誌は「最もセクシーな男性は単に外見だけで決まるものではない」とし、「ベイリーは最も面白いとか、最もハンサムとか、最も賢くなろうとはしない。彼はただ自分が自分であるために努力している」と説明した。
イギリス出身のベイリーはNETFLIXドラマ『ブリジャートン家』シリーズで人気を博し、昨年公開のミュージカル映画『ウィキッド』の重要人物を演じて興行を牽引した。
また2023年の出演作である米ドラマ『フェロー・トラベラーズ』でテレビ業界の最高権威であるエミー賞では助演男優賞候補にも選ばれた。

ベイリーは4日にトークショー『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』に出演し、今年最もセクシーな男性という称号を手にしたことについて「人生最大の栄誉だ」と喜びを表した。
ピープル誌のインタビューでベイリーは、5歳の時に祖母と一緒にミュージカル『オリバー!』の公演を見た後、俳優になりたいという夢を描くようになったと明かした。
ベイリーはわずか2年でイギリスの名門劇団「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー」と共演し、夢を叶えた。その後着実に舞台経験を積み、今年初めにはロンドンで『リチャード二世』の主演を務めた。
以前ベイリーは自身が同性愛者であることをカミングアウトして、性的少数者(LGBTQ+)団体を支援するファンドを設立した。公然とカミングアウトしたゲイ俳優がこのタイトルを獲得したのはピープル誌初の快挙である。
これまでピープル誌の「最もセクシーな男性」には1985年のメル・ギブソンをはじめ、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ドウェイン・ジョンソン、ピアース・ブロスナンなどの俳優やデビッド・ベッカムなどのスター選手が選ばれている。













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