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IVEのアンコール公演、まさに「アイドルそのもの」と言える美しさにファン感動!9月日本公演の期待高まる

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アイドル(Idol)の本来の意味は「偶像」である。これが今では10代や20代に人気のあるスターを指す言葉として多く使われているが、憧れの存在であるワナビーの意味も依然として含まれている。

そしてこの観点から、IVEのアンコールコンサートは最近で最も「アイドルらしい」コンサートであった。

IVE(イソ、ウォニョン、リズ、レイ、ユジン、ガウル)は、8月10日と11日に、ソウル・松坡区(ソンパ区)芳荑洞(パンイ洞)にあるオリンピック体操競技場(KSPO DOME)で、グループ初のワールドツアー「SHOW WHAT I HAVE」のソウルアンコール公演を開催し、約1万6000人の観客を動員したコンサートを行った。

今回のコンサートを一言で表現するなら、おそらく「美しい」が最も適している表現であると考えられる。改めて言うまでもないが、IVEは一般的な基準で見た場合、非常に優れたビジュアルを誇ることで知られているグループである。IVEは自分たちが最も輝く場所で、自身の美しさと魅力を見せるために最善を尽くし、その姿を見る者を魅了した。

スコットランドの哲学者デイビッド・ヒュームは、人々の「共感」が無数の種類の美しさを生み出すと話した。その日、現場にいた観客の中で、「IVEは美しい」という言葉に「共感」しない人はおそらく一人も存在しなかっただろう。IVEのステージとパフォーマンスはもちろん、些細な手の動きや振付一つにも観客たちの驚きと歓声が絶えなかったことがこれを証明している。

また、IVEのメンバーは公演の合間にファンに向かってさまざまなポーズを取り、その場でフォトタイムをもうけたり、ファンと直接会話を交わすなど、2時間以上の時間の中で彼女たちから目を離すことができなかった。まるで自分たちがより美しく見えるためにどうすればよいかを本能的に知っているかのようだった。

なぜIVEが10代の若者たちの絶対的なワナビーになったのかを示す、まさに「アイドルそのもの」の瞬間であった。

ステージ演出の面でも興味深かった。必ずしもそうとは言えないが、一般的にガールズグループのコンサートはボーイズグループのコンサートに比べてパワフルでダイナミックな表現とはやや距離があるのが事実である。

どちらが優れているか劣っているかを判断するものではなく、スポーツの男子部と女子部の競技を観る際に感じる違いのように、どうしようもない違いが存在する。

そのため、ガールズグループのコンサートにはこの物足りないダイナミズムやパワーを補うため、別の観戦ポイントが多数設けられることがあるが、IVEは非常に簡単な方法でこれを解決した。彼女たちには多数のメガヒット曲があるためである。

IVEには「ELEVEN」、「LOVE DIVE」、「After LIKE」、「Kitsch」、「I AM」など、チャート1位という単純な記録を超えて、リリースした年を代表する曲として挙げられるヒット曲を多数保有しており、これらの曲はステージ演出でのさまざまな困難を無意味なものにすることができた。

イントロが始まった瞬間、「ゲーム終了」と言える程の観客の反応を引き出した。

冒頭で述べたように、IVEのアンコールコンサートは最近「最もアイドルらしいコンサート」と評されるのに相応しい公演であった。

恐らくこの日の公演が終わった後、IVEが広告モデルを務めるピザとコーラを夕食のメニューに選んだ観客が、少なくなかったのではないかと思う。それほどこの日のIVEはガールズグループを超えた影響力を示した。

一方、IVEは9月4日と5日に東京ドームで「SHOW WHAT I HAVE」ツアーのフィナーレを飾る。

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