
歌手ユン・ドヒョンが希少がんとの闘病を経て、現在の心境を明かした。
8日、ユン・ドヒョンは自身のInstagramに「1年ぶりの再検査。幸い問題なし」と記し、写真を投稿した。公開された写真には「放射線腫瘍学科・外来診療案内」と書かれた書類が写っており、患者名にはユン・ドヒョンの名前があった。
ユン・ドヒョンは「来年まで引き続き健康管理に励み、少しでも健康で音楽活動を続けられることに感謝したい。皆さんの健康も祈っている」とコメントした。
さらに「人生はそれほど長くないと実感している。だからこそ、やりたいことに挑戦し、ときには冒険も試み、自分の限界を超える大胆な挑戦をしてみるべきだ。挫折や後悔を経て再び立ち上がり、自分を取り戻し、気づきを得て反省し、泣いて笑う――それこそが人生の姿なのだろう」とつづった。
続けて「誰も完璧ではない。ただ、少しでも成長しようと努力するだけだ。その過程で自分の居場所を見つけていく――それこそが人生ではないだろうか」と付け加えた。
ユン・ドヒョンは1994年、1stアルバム『秋の郵便局の前で』でデビュー。「忘れるよ」、「僕は蝶」、「Love,Two」、「君を手放して」、「遠い未来に」、「ペパーミント・キャンディー」、「愛してたみたいだ」など、多くのヒット曲を生み出した。1996年からはYB(旧ユン・ドヒョンバンド)として活動している。
昨年8月には「希少がんで闘病していたが、最近完治の判定を受けた」と公表。2021年の健康診断でがんと診断され、3年間の治療を経て完治に至った。当時、Instagramで「2021年、ミュージカル『光化門恋歌』の稽古が始まる頃、かなり暑い夏だったと記憶している。健康診断後に『がん』という言葉を聞き、本当に驚いた。しかし現実を受け入れ、気持ちを立て直し、治療に専念することを決意した。毎朝病院に通い、辛い治療を乗り越えた」と振り返っている。
闘病中でありながらも、コンサートやラジオ、ミュージカル俳優としての活動を続けてきた。YBは今年2月にEPアルバム『オデッセイ(Odyssey)』をリリース。結成30周年を迎え、モダン・ヘヴィネス、ハイブリッドメタルへの転換を発表した。厳しい経験を経て自己を見つめ直し、成長する過程を音楽で表現している。
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