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冬の冷え込みが引き起こす「関節痛」寒さから守るために効果的な対策とは?

川田翔平 アクセス  

引用:ニュース1

急な冷え込みは関節疾患に悪影響を与える可能性がある。気温が低くなると血管が収縮して血液循環が滞り、周囲の筋肉や靭帯も縮まるため、変形性関節症を持つ人の膝の痛みが悪化しやすくなるのだ。

韓国のバルンセサン病院の関節センター長であるハ・ジェウォン(整形外科専門医)は、7日に「寒い季節には痛みを感じやすくなり、関節炎がある患者にとっては風邪よりも関節炎が怖いと感じることが多い」。そのため、「寒さが直接関節炎を悪化させるわけではないが、関節が温かいと動きが滑らかになり、痛みも軽減するため、本格的に冬が始まる前に関節痛の予防が大切である」と助言した。

普段から、膝のみならず、肩、指、手首などに関節痛がある人は、これから始まる冬の寒さに備えておくことが大切である。関節炎患者にとって最も重要なのは関節を温かく保つこと。血行促進のためには半身浴や足湯、サウナが効果的で、日頃から温湿布や膝掛けなどで膝を温めると痛みの軽減に役立つという。

関節痛予防には、体温を36~38度に維持することが重要だ。外出時には全身の体温を保つため、下着の着用や薄手の服を重ねて着、体温を逃がさないようにし、手足、首などの冷えやすい部分を覆うことも有効だ。特に、スカーフやマフラーを使うと体温が約3度上がり、保温効果が期待できる。もし外出後に膝の痛みを感じたなら、温湿布で筋肉をほぐし、血行を促進して痛みを和らげると良い。ただし、膝に腫れや水がたまる症状がある場合には冷湿布を使い、痛みが強い場合には医師の診察を受ける必要がある。

寒さによって活動量が減少すると、関節周辺の筋肉や靭帯が弱まり、柔軟性も低下するため、少しの衝撃でも強い痛みを感じやすくなる。これを予防するには、普段から適度な運動を行い、関節を柔軟に保つことが大切である。

膝関節の健康に適した運動としては、ウォーキングや水泳、アクアビクス、室内自転車など、関節への負担が少ない運動が良い。週3回以上の規則的な運動は、関節痛や怪我の予防に効果がある。また、厚着で体が縮こまりやすい寒い時期には、肩や首、腕が硬くなりがちなので、こまめなストレッチも有効だ。

ハ院長は「ただ歩くだけでも関節炎予防に効果があるため、関節炎患者には『ウォーキング』が最も推奨される」と述べ、「歩幅を広く、速めに歩くことで有酸素運動と筋力トレーニングの効果を得ることができる」と説明した。さらに「膝関節の健康に最も重要な筋肉は大腿筋であり、日頃から室内自転車やスクワット、レッグレイズなどを通して、大腿筋を鍛えることで痛みの軽減が期待できる」と付け加えた。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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