メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

今、世界で話題の「新型ダニ被害」の恐怖!ボストン在住28歳女性を襲った突然の脱毛症から完治までの軌跡、そして知るべき予防対策

平野大地 アクセス  

ダニに頭皮を噛まれて脱毛症になった女性

ダニに頭皮を噛まれて、大切な髪の毛を失った20代女性の事例が報告された。

今月8日(現地時間)、イギリスの日刊紙「ザ・サン(The Sun)」は、ダニが原因で脱毛症になったという、アメリカ・マサチューセッツ州ボストンに住む28歳の女性Aさんの事例を紹介した。

メディアによると、Aさんは最近、ダニに頭皮を噛まれた。その時から噛まれた場所の周りの髪の毛が抜け始め、1か月後には、髪の毛全体が細くなり、抜ける量も増加したという。

Aさんは、処方箋なしで購入できるビタミン剤やステロイド注射を試みたが、脱毛症状は改善しなかったため、ボストン大学メディカルセンターを訪れたという。そこで、彼女は脱毛重症度評価ツール(SALT)で52点というスコアを受け、「重度」脱毛と診断された。

医療チームはAさんにステロイドのプレドニゾンを処方し、その後、リウマチ性関節炎、脱毛症、湿疹などの治療に使用されるバリシチニブを処方した。薬を服用してから約4か月後、ダニに噛まれた部位とその周辺を除き、脱毛した箇所に髪の毛が再生したという。

ダニに噛まれることで、瘢痕性脱毛症を引き起こす可能性がある。

医療チームは「JAADケースレポート(JAAD Case Reports)」で、「ダニに噛まれて生じる脱毛症は稀ではあるが、比較的予測可能な臨床経過を維持してきた」とし、「ダニに噛まれると通常、組織壊死と痂皮(黒いかさぶた)が形成され、最終的には瘢痕性脱毛症に進行する。噛まれた部位の周辺に脱毛症状が現れる可能性がある」と説明した。さらに「脱毛は3か月以内に解消される場合もあるが、髪の毛が再生するまでには5年以上かかることもある」と付け加えた。

ダニは、人間を含む鳥類や哺乳類の血を吸って生活する小さなクモ類である。通常、草が生い茂る場所や芝生などに生息しており、動くことで発生する振動や、呼吸で発生する二酸化炭素を感知して移動する。ダニはライム病、ダニ媒介脳炎、クリミアン・コンゴ出血熱(CCHF)などの致命的な病気を媒介する可能性があり、今回の事例研究で明らかになったように脱毛などの症状を引き起こすこともある。

ダニに噛まれた際に現れる可能性のあるアレルギー反応としては、△噛まれた部位が腫れたり痛む △発疹 △噛まれた部位の焼けるような痛み △水ぶくれ △呼吸困難などがある。もしもダニに噛まれたとしたら、できるだけ早く取り除く必要がある。また、発疹、発熱、頭痛、関節痛などのインフルエンザに似た症状が出た場合は、直ちに病院を訪れるべきである。

平野大地
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ライフスタイル] ランキング

  • 「ランニング後の急停止は絶対NO!」体を守る正しいクールダウン法を解説
  • 「浴室で一瞬ぼーっとしたら要受診」シャワー中の異変を軽視した代償、発作と熱湯で全身やけどと2年の後遺症まで
  • 洗ったはずの食器に何が残るのか、毎日の台所が抱える見えない不安
  • 加工食品が日常になるほど危険、胃で進む慢性炎症
  • 「高脂肪チーズで認知症予防?」25年追跡研究の数字、専門家が警告する盲点
  • 石鹸で“清潔”のつもりが逆効果、皮膚バリア崩壊で乾燥ループに入る仕組み

こんな記事も読まれています

  • 多くが知っているはずのタイヤ空気圧、側面表示が基準にならない構造的理由
  • 「Gクラスがカブリオレ化」北欧で幌と剛性を限界検証、弱点はどこか
  • 発電機や作業機の象徴だった古いエンジン、GMが“常識破壊”でEV時代に引きずり出す
  • 「冬の朝に差が出る」ガソリンとディーゼル、暖房はどちらが有利か
  • 「トランプ、影の船団に鉄槌」イラン石油収益遮断で地域安定化を狙う
  • 「トランプ、事業領域を無限拡大」AI時代見据え、次世代エネルギー源”核融合発電”に賭けた
  • 「ほぼ折り畳めるiPad?」脱・スマホ型!“横長”iPhoneFoldで動画視聴が激変か
  • 「なぜトランプだけ消えた?」前面公開のはずが黒塗りだらけ、クリントン写真だけが積み上がった違和感

こんな記事も読まれています

  • 多くが知っているはずのタイヤ空気圧、側面表示が基準にならない構造的理由
  • 「Gクラスがカブリオレ化」北欧で幌と剛性を限界検証、弱点はどこか
  • 発電機や作業機の象徴だった古いエンジン、GMが“常識破壊”でEV時代に引きずり出す
  • 「冬の朝に差が出る」ガソリンとディーゼル、暖房はどちらが有利か
  • 「トランプ、影の船団に鉄槌」イラン石油収益遮断で地域安定化を狙う
  • 「トランプ、事業領域を無限拡大」AI時代見据え、次世代エネルギー源”核融合発電”に賭けた
  • 「ほぼ折り畳めるiPad?」脱・スマホ型!“横長”iPhoneFoldで動画視聴が激変か
  • 「なぜトランプだけ消えた?」前面公開のはずが黒塗りだらけ、クリントン写真だけが積み上がった違和感

おすすめニュース

  • 1
    「自分の身は自分で守る」刃物を持った男が自宅に…強盗事件後に強く語った決意

    エンタメ 

  • 2
    娘のため、でも毎日喧嘩…復縁でも他人でもない関係の元夫婦「自分でもわからない」

    エンタメ 

  • 3
    「真の福祉受給者は巨大企業とCEOだ」米新鋭政治家が突く“アメリカ社会の闇”

    ニュース 

  • 4
    国境もジャンルも越えた理想のデュエット♡ZICO×幾田りら、1年かけて完成させた「DUET」を発表

    エンタメ 

  • 5
    バックステージでも主役級の存在感、BLACKPINK・ジェニーが見せた“腹筋×オーラ”

    エンタメ 

話題

  • 1
    「整形モンスター?その通り」悪質コメントにも揺るがない自己肯定感「女性は一生、自分を管理し続けるもの」

    エンタメ 

  • 2
    10年以上身長を測っていない?理由はまさかの「メジャーの長さが足りない」…チェ・ホンマンの規格外ルーティン公開

    エンタメ 

  • 3
    「就任即バトル」トランプ指名FRB議長、利下げを巡り大統領と”正面衝突”へ

    ニュース 

  • 4
    「20分で中国本土を直撃!」米陸軍“ダークイーグル”全性能公開、“中露防空網”を無力化へ

    フォトニュース 

  • 5
    「北朝鮮の核局面は動くのか?」ウクライナ戦争終結を視野に、韓国がロシア接触

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]