実は太る！エナジードリンクが「腹部脂肪」の元凶だった　人工甘味料の恐るべき仕組みとは

エナジードリンクが腹部脂肪の主犯であることが明らかになった。エナジードリンクはカフェインと糖分を多く含み、一時的にエネルギー急増をもたらす効果があるが、それと引き換えに腹部脂肪が蓄積される。これは一部のエナジードリンクに人工甘味料が含まれているからだ。人工甘味料には、砂糖が供給されていないのにも関わらず、体に砂糖を摂取したと勘違いさせる。これにより脳は予期した糖分を求めるよう促され、過食を引き起こし、腹部脂肪の減少をより困難にする可能性があるのだ。

意外なことに、スポーツドリンクも腹部脂肪を増加させる。それはカロリーが高いからだ。スポーツドリンクは、アスリートが激しい運動を促進するために糖分と電解質を速やかに補給できるよう特別に製造されている。果物の味がするということは、それだけ糖分が含まれているということでもある。

腹部脂肪を増加させる飲料は他にもある。フラペチーノや甘いラテ系のコーヒーは口当たりが良いが、カロリーが高い。ブラックコーヒーが1杯あたり平均約5キロカロリーであるのに対し、一般的なフラペチーノは約380キロカロリーにもなる。コーラやサイダーなどの炭酸飲料も油断できない。糖分が多く含まれているからだ。また、血糖値を上昇させ、体が血糖を希釈するために細胞から水分を奪う。これにより喉の渇きがより強まり、炭酸飲料を多く飲むことになる。その結果、気づぬうちに栄養価はなく体重増加につながる数百キロカロリーを摂取することになるのである。

ビールも代表的な腹部脂肪の原因だ。ビールには小麦が含まれているため、カロリーが高い。アルコールは一般的に代謝を変化させ、摂取したカロリーを脂肪として腹部に蓄積するよう促す。