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信じてた野菜が実は「糖質爆弾」!?「ヘルシー食」の落とし穴に専門家も警鐘

織田昌大 アクセス  

ニンジンが「ダイエットの敵」になる可能性がある。

野菜はダイエットに欠かせない食材とされている。中でもニンジンは、食物繊維が豊富で低カロリーなため、健康食として人気が高い。生のままでも食べられ、さらにデトックスジュースの主原料としてもよく使われるニンジンは、健康的な食べ物の代名詞のように扱われている。しかし最近、一部のダイエッターたちの間で「ニンジンを食べすぎると逆に太る」という話がたびたび話題になっている。果たしてこの説はどこまで信じていいのだろうか。

ニンジンは100gあたり約35kcalで、他の高炭水化物食品と比べてカロリーが低い。脂肪もほとんどなく、タンパク質含有量も高くない。それにもかかわらず太る可能性があると言われる理由は、ニンジンに含まれる糖分にある。ニンジンには、天然の糖分であるショ糖、ブドウ糖、果糖が含まれており、生のニンジン100gには約4.7gの糖が含まれている。これはリンゴ(約10g)やバナナ(約12g)よりも低い数値だが、他の緑黄色野菜と比べると高めだ。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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ダイエット中の人々はよく低炭水化物食や低糖質食を実践するが、この基準から見ると、ニンジンは相対的に糖質含有量が高い野菜に分類される。特に、ニンジンを無制限に摂取した場合、1日の総糖質摂取量が増え、体脂肪の増加につながる可能性もある。

また、ニンジンの摂取方法も重要だ。一般的に、生のニンジンよりも加熱したニンジンやニンジンジュースの方が血糖値を急激に上昇させる傾向がある。これは、調理過程で繊維質の構造が一部破壊され、糖の吸収速度が速くなるためだ。特にニンジンジュースは、多量のニンジンが濃縮された形で提供される。そこにリンゴやオレンジなどの果物が加えられると甘みが増し、糖分含有量も大幅に高くなる可能性がある。

もちろん、ニンジンを適度に摂取することは健康に様々な利点をもたらす。豊富に含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変換され、目の健康を保護し、抗酸化作用を通じて免疫力の強化にも寄与する。また、食物繊維が豊富なため、腸の動きを活発にし、満腹感を高めて食欲抑制に効果的だ。問題は「適度な摂取」という条件だ。どんな食品も過剰摂取すれば問題が生じるように、ニンジンも例外ではない。

さらに注意すべき点は、βカロテンが過剰に蓄積されると、皮膚が黄色くなる「カロテン血症」が起こる可能性があることだ。これは通常、離乳食を始めたばかりの乳幼児によく見られる現象だが、成人でも、大量にニンジンを摂取した場合は稀に発生することがある。健康上の重大な問題を引き起こすことはないが、症状が持続する場合は医師の診察を受ける必要がある。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

結論として、ニンジンは本質的に太る食品ではない。しかし「野菜だから好きなだけ食べても大丈夫」という考えで過剰に摂取すると、意図せぬ体重増加につながる可能性がある。特に、糖質含有量が比較的高い野菜であることや、調理方法によって血糖値への影響が異なることを考慮する必要がある。健康的なダイエットのためには「量」よりも「質」、つまり「どれだけ食べるか」ではなく「どのように食べるか」に注目すべきだ。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

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