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1分間に21個言えますか?ペンと紙だけでわかる”あなたの脳の健康度”

荒巻俊 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

誰でも1分で試せる、簡単な脳機能チェックの方法があるという。

去る14日(現地時間)英国メディア「サリー・ライブ」は、脳機能の低下をチェックすることのできる簡易検査の方法について報じた。アメリカ・マイアミの整形外科医マシュー・モーティシ博士は「ペンと紙さえあれば、1分以内にできる簡単なテストです」とし「脳の健康状態を把握するのに役立つ簡易的な方法」と紹介した。

検査の方法は次の通りだ。

まず「果物」、「動物」、「テレビ番組」など、大まかなカテゴリーを1つ決め、タイマーを1分に設定する。

その後、選んだカテゴリーに当てはまる単語をできるだけ多く書き出していく。モーティシ博士は「少なくとも15個は書ける必要があり、21個以上書けるのが理想的」と述べた。

この過程は「カテゴリー化」と呼ばれており、モーティシ博士は「神経科の医師は、このカテゴリー化の困難さを認知障害の初期症状として捉えている」とし「記憶力や思考力の著しい低下がみられる場合は、認知症の兆候である可能性があるため、医療機関を受診すべきだ」と説明した。

実際に、記憶力の低下、思考力の低下、認知機能の障害、言語能力の低下、時空間認識力の低下は、認知症の主な症状とされている。認知症には、代表的なものとしてアルツハイマー型認知症と血管性認知症がある。アルツハイマー病は、脳内の多数の神経細胞が徐々に機能を失い、脳組織が損なわれて脳が萎縮していく病気である。アルツハイマー病は全認知症の約60〜70%を占めており、加齢とともに発症リスクが高まることが知られている。

血管性認知症は、血管の詰まりや破裂による脳卒中をきっかけに発症する認知症である。アルツハイマー型認知症に比べて、歩行障害や手足の麻痺など、神経学的な異常が多く見られるのが特徴だという。

認知症には、いまだに完治させる治療法は存在しない。現在、様々な薬剤に関する研究が進められており、症状の進行を抑える治療薬の開発が行われているという。認知症は慢性的に進行するため、患者には継続的な治療とケアが必要だ。認知機能を高める訓練などを通じて、基本的な日常生活をできる限り自立して維持できるよう努めることが重要だという。

認知症を予防するには、日頃から脳を積極的に使うことが望ましい。新聞や雑誌を毎日読むことで脳を刺激し、文章を書く習慣も記憶力の維持に効果的だとされている。身体を積極的に動かし、規則的に運動を行うことも脳の健康を保つ方法だ。実際『米国医師会雑誌・神経学』に掲載されたある研究によると、1日に約9,800歩を歩く人は、あまり歩かない人に比べて認知症の発症リスクが51%低かったという。認知症予防のための運動は、個人の健康状態に応じて強度を調整する必要がある。特に高齢者や心血管疾患、関節疾患を抱える人は、専門家に相談したうえで自身に適した運動の強度や方法を選ぶことが重要だという。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

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