メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

日本の乳がん発症率が低い理由?当たり前のように食べていた○○が健康と長寿のヒミツだった

竹内智子 アクセス  

引用:ClipartKorea*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:ClipartKorea*この画像は記事の内容と一切関係ありません

海藻類は色によって分類される。ワカメ、コンブ、ヒジキ、カジメなどの緑褐色や淡褐色の褐藻類、ノリや寒天などの赤色または紫色の紅藻類、青のりなどの緑色の緑藻類がある。海藻類に対する評価は東洋と西洋で大きく異なる。

日本や韓国では海藻類は日常的に食卓に上る健康食品である一方、西洋では海藻類を家畜の飼料程度にしか扱わず、「海の雑草」と呼んでいた。

しかし最近、西洋医学界でも海藻類の評価が変わり始めている。呼称も「海の雑草」から「海の野菜」に変わりつつある。この動きに関連して、海藻をほとんど食べない国であるイギリスの公営テレビ局「BBC」までもが海藻類の活用法や効能について紹介している。

ダイエットに効果的

ワカメ、コンブ、ヒジキ、青のりなどの海藻類に便秘解消やダイエットの効果があることはよく知られている。海藻類の炭水化物含有量は30~40%で一見するとカロリーが高そうだ。しかし、海藻類に含まれる糖質のほとんどがアルギン酸などの食物繊維であり、実質的にカロリーはほとんどない。

さらに、これらの食物繊維は胃の中で数十倍に膨張し、満腹感を与える。糖質の吸収も遅いため、摂取しても血糖値が急激に上昇しにくい。そして、甲状腺ホルモンの生成に関与するヨウ素も豊富に含まれている。

血圧の低下、コレステロール減少で心血管の健康を改善

海藻類は心血管の健康に寄与する。研究によると、海藻類に含まれる脂肪のほとんどがオメガ3脂肪酸だ。不飽和脂肪酸であるオメガ3は血中の中性脂肪の数値を下げ、血圧の低下に効果がある。

中性脂肪が体内に蓄積されると、悪玉コレステロール(LDL)値が上昇し、動脈硬化などのリスクが高まる。血圧低下に特に効果的な海藻としてコンブが挙げられる。アルギン酸が豊富に含まれているためだ。コンブを冷水で抽出したお茶を毎日飲むことで、血圧の低下に役立つ。

そして、ワカメやコンブなどの褐藻類にはアルギン酸だけでなくフコイダンも含まれており、コレステロール数値の低下に寄与する。アルギン酸とフコイダンはコレステロールと脂肪の吸収を抑制し、胆汁酸の排出を促進することで血中コレステロールの数値を下げる。

重金属の排出を促進

海藻類は体内の重金属を排出するデトックス食品としても注目されている。研究論文によると、海藻の一種であるスピルリナはヒ素、カドミウム、水銀、鉛などの重金属の蓄積リスクを軽減する。スペインで行われた研究では、90日間クロレラなどの海藻抽出物を摂取した被験者の体内の水銀とスズの濃度が低下したことが報告されている。

血糖値の管理にも効果的

褐藻類は糖尿病患者にもおすすめだ。体内での糖質の吸収を遅らせ、インスリンの作用を助けることで膵臓の負担を軽減するためだ。特に海藻類を酢と和えて食べると、糖質(炭水化物)の吸収が抑制され、急激な血糖値の上昇を防ぐことができる。

乳がんのリスクが低下

海藻類はがん予防にも効果的だ。コンブの消費量が多い沖縄県民のがんによる死亡率は全国平均を下回っている。アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校の研究チームによる動物実験では、海藻類が血中エストロゲン濃度を低下させ、乳がんの予防に効果があることが分かった。研究チームは「大豆製品と海藻類を多く摂取する日本人の乳がん発症率が世界最低水準にあるのは、このことと関連している可能性がある」と推測している。

アレルギー症状を軽減

海藻類が季節性アレルギーや食物アレルギーの軽減に有効であるという研究結果もある。アメリカ・カリフォルニア大学デービス校の研究チームによると、アレルギー性鼻炎の患者が12週間スピルリナベースのサプリメントを摂取した結果、アレルギーに関するサイトカインであるインターロイキン-4の数値が低下したという。マウス実験でも、貝類や甲殻類にアレルギーのあるマウスに海藻類を与えたところ、対照群と比べてアレルギー症状が軽減されたことが確認された。

適切な摂取量と注意点は?

ただし、海藻類が健康に良いからといって、無条件に多量摂取することは避けるべきだ。海藻類にはヨウ素が多く含まれているため、甲状腺機能亢進症や低下症、甲状腺がんなど甲状腺に問題がある人は、必ず医師に相談する必要がある。

適切な摂取量の目安として、ワカメは調理後で小鉢1杯程度、焼きのりは1日3~4枚、コンブは3~5cm大の1枚程度が適当だ。海藻類は生食でも加熱調理でも栄養価に大きな差はない。

竹内智子
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ライフスタイル] ランキング

  • なぜ年を取ると一人が心地いいのか、精神科医の見解
  • 運動だけでは足りない、心臓を守る6つの食材
  • 「寒さの中でも氷ドリンク?」韓国発ブームが体温・血流・胃に“連鎖ダメージ”を引き起こす
  • 抹茶でハゲる?SNS発・謎すぎる脱毛騒動の正体
  • 「いびきが脳を破壊していた?」脳卒中を引き起こす微小出血リスク“2倍超”の衝撃研究
  • 「40代から筋力が急落する」老化の連鎖を断つ、たった1分の運動とは

こんな記事も読まれています

  • 40台だけの終着点、ブガッティ・ボライドが刻んだ“最後の遺産”
  • SUV激戦区の答え、アメリカ市場が認めた最高の3列SUV 5種
  • 「米国ラグジュアリー市場を狙う」メルセデス、40万台目標でBMWに正面勝負
  • 走行継続は危険信号、ブレーキ警告灯の分岐点
  • 「韓国潜水艦、バルト海では通用せず!」リチウム電池・SLBMもスウェーデン“A26”に惨敗
  • 「射程1万3,000km、マッハ20超」…米国、次世代ICBM“センチネル”始動!地上核戦力で中露を圧倒へ
  • 「酒癖は人格そのもの?」人気コメディアン、違法医療疑惑のさなか再注目される“過去の発言とエピソード”
  • 交際相手との対立で法的争い中のインフルエンサー、息子を出産「頑張ろうね、私たち二人」

こんな記事も読まれています

  • 40台だけの終着点、ブガッティ・ボライドが刻んだ“最後の遺産”
  • SUV激戦区の答え、アメリカ市場が認めた最高の3列SUV 5種
  • 「米国ラグジュアリー市場を狙う」メルセデス、40万台目標でBMWに正面勝負
  • 走行継続は危険信号、ブレーキ警告灯の分岐点
  • 「韓国潜水艦、バルト海では通用せず!」リチウム電池・SLBMもスウェーデン“A26”に惨敗
  • 「射程1万3,000km、マッハ20超」…米国、次世代ICBM“センチネル”始動!地上核戦力で中露を圧倒へ
  • 「酒癖は人格そのもの?」人気コメディアン、違法医療疑惑のさなか再注目される“過去の発言とエピソード”
  • 交際相手との対立で法的争い中のインフルエンサー、息子を出産「頑張ろうね、私たち二人」

おすすめニュース

  • 1
    「最後の砦が崩れる?」中国不動産の“生き残り組”万科、“債務延長”否決でデフォルト危機!

    ニュース 

  • 2
    「反ユダヤ主義に沈黙した代償だ」イスラエル、豪州を痛烈非難…銃撃後に在外自国民へ“集会禁止”警告

    ニュース 

  • 3
    「ロシアにいたくない!」ロシアで“Roblox”遮断→子ども63,000人が政権に“抗議の手紙”

    ニュース 

  • 4
    「最高司令官を消した」イスラエル、ハマスの停戦協定違反に激怒…トランプにも告げずに”最終警告”

    ニュース 

  • 5
    「金利はFOMCで決める!」次期FRB議長候補、早くもトランプ氏を裏切った?大統領の口出しに“線引き”

    ニュース 

話題

  • 1
    「EUの反撃が始まった」英国とロシア凍結資産でウクライナ支援を協議、“真の平和”へ踏み込む

    ニュース 

  • 2
    「空中で衝突寸前!」米旅客機、カリブ海上空で米軍給油機とニアミス...緊迫の回避操作

    ニュース 

  • 3
    「もはや後戻りできない」EUがロシア資産を無期限凍結、一部加盟国が”激しく反発する”ワケ

    ニュース 

  • 4
    人気芸人のパク・ナレ、マネージャーへの圧力疑惑で活動停止!その裏に何が?

    エンタメ 

  • 5
    パク・ミョンスの発言に傷ついたイ・ギョンシル、驚きの告白

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]