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2025年07月13日日曜日
ホームライフスタイル【現代人は要注意】添加物が神経細胞を破壊する?超加工食品の摂取でパーキンソン病リスクが2.5倍に!

【現代人は要注意】添加物が神経細胞を破壊する?超加工食品の摂取でパーキンソン病リスクが2.5倍に!

引用:ニューシス
引用:ニューシス

スナック菓子・調味料・加工肉などの超加工食品を頻繁に摂取する人ほど、パーキンソン病を発症するリスクが高まるという研究結果が発表された。パーキンソン病とは、神経細胞が死滅することにより、震えや筋肉の硬直、動作の緩慢化といった運動障害が現れる疾患を指す。

英紙デイリー・メールなどメディアは10日、キングス・カレッジ・ロンドンの研究チームがパーキンソン病患者88人を対象に実施した研究結果を公表したと報道した。この結果、パーキンソン病患者は健康な人と比較して腸内の有益菌が少なく、有害菌が多いことが判明したという。

この研究の共同著者は「有害菌が直接的に認知機能を低下させているのか、それともパーキンソン病による身体の変化に伴ってこれらの細菌が増殖するのかは、まだ明確ではない」と説明している。

ただし「研究結果は、有害菌がパーキンソン病の症状悪化に大きな影響を及ぼしていることを示している」とし、「超加工食品の添加物が化学反応を引き起こし、脳の神経細胞を直接損傷させる可能性がある」と指摘した。

中国でも類似した研究結果が報告された。中国の研究チームによると、超加工食品を1日11回以上摂取する人は、そうでない人と比べ、パーキンソン病の初期症状が現れる可能性が2.5倍高いことが明らかになったという。

研究チームは、超加工食品に含まれる添加物が化学反応を引き起こし、ドーパミンを生成する脳の神経細胞を損傷させる可能性があると指摘した。スナック菓子や加工食品などの超加工食品に含まれる乳化剤や甘味料などの添加物が、腸内の有益菌を破壊するためだ。結果として腸内細菌のバランスが崩れ、炎症が生じる。そしてこの炎症反応が脳に伝わり、脳の神経細胞に悪影響を及ぼす可能性があるという。

専門家らは、超加工食品を避け、多様な食品をバランス良く摂取することで、パーキンソン病の発症リスクを低減できると助言している。また、このように食生活を改善することで、認知機能の低下を抑制できるとも説明している。

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