濡れた靴を放置すると足の臭いやカビまで危険… その対策とは
今日(17日)朝、大雨でびしょ濡れになった靴がキシキシと音を立てながら駅の出口を通り過ぎていった。
ほとんどの人が傘を差していたが、急いで歩くうちに夜中に溜まった水たまりを踏んでしまったり、傘から落ちた水が靴にかかったりしていた。
雨は週末まで続くとのことで、靴をすぐに洗うこともできず、かといって放置するのも気がかりだ。翌朝、表面だけ乾いた靴に足を入れた瞬間に感じるじっとりとした湿気がすでに憂鬱だ。

このように洗うのも放置するのも難しい「濡れた運動靴」を早く乾かすには、空のペットボトルと新聞紙が欠かせない。
靴をペットボトルに立てて乾かすと、風通しが良くなり、そのまま置くよりも早く乾かすことができる。新聞紙を丸めて靴の中に入れ、さらに靴の下にも敷いておくと乾きが早くなる。
また、素材によっては日光に当たると色あせたり変形したりする可能性があるため、風通しの良い日陰に置くのが最も安全だ。
靴が完全に乾いた後は、10円玉を靴の中に入れておくと消臭効果がある。10円硬貨に含まれる銅が酸化して銅イオンになり、このイオンが悪臭の原因となる微生物を殺菌し、臭いを吸収してくれるからだ。
この方法が面倒な場合は、外出前に防水スプレーを靴に吹きかけるのも効果的だ。
レインブーツの手入れ方法は?
このような状況に備えて梅雨の必需品であるレインブーツを用意しても、ほとんどがゴム製のため、適切に管理しないと特有の臭いやカビの発生は避けられない。
レインブーツを濡れたまま放置すると悪臭の原因になるため、帰宅後は必ず乾いたタオルで内外を拭き、内部に除湿剤や新聞紙を入れて湿気を取り除くのが良い。
もしレインブーツを履いた後に足がかゆくなったり、ただれたり、悪臭がひどくなるなどの不快感が生じた場合は、皮膚科を受診することをお勧めする。カビが原因で水虫が発生している可能性があるからだ。

今年の夏は平年よりも雨量が多いと予想されている。濡れた運動靴は適切に乾かし、レインブーツは丁寧に手入れして、雨の日も快適に外出してほしい。
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