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「トヨタの人気トラックに安全性の穴? 」タコマ後部座席がIIHSテストで“Poor判定”を受けた深刻な背景

山田雅彦 アクセス  

トヨタ・タコマのピックアップトラック問題
家族が乗る後部座席で「Poor」評価
迅速な改善が求められる

引用:YouTube「IIHS」
引用:YouTube「IIHS」

米国の中型ピックアップトラック市場で人気を誇るトヨタ・タコマが、米国道路安全保険協会(IIHS)の最新衝突テストにおいて、想定外の低評価を受けた。とくに後部座席の安全性に関する項目で、最低ランクの「Poor(不良)」評価が下されたことが波紋を呼んでいる。通常、後部座席は家族や友人が利用することが多く、前席と同等の安全性が求められることから、ユーザーの間で不安が広がる可能性がある。

IIHSの評価によれば、後部座席のシートベルトが腹部よりも高い位置にあり、衝突時に内臓損傷を引き起こすリスクが高まると指摘された。さらに、肩ベルトは首にかかる位置となっており、頸部への損傷リスクも懸念されている。これはシートベルトの設計および装着位置に根本的な見直しが必要であることを示唆しており、早急な対応が求められる状況だ。

引用:YouTube「IIHS」
引用:YouTube「IIHS」

基本性能は維持も
一部には明確な改善余地

タコマは後部座席の安全性では不合格となったものの、正面衝突・側面衝突などの主要なテストでは「優」や「良」評価を得ており、基本的な衝突安全性能は一定の水準を維持している。また、ヘッドライトの性能やチャイルドシート固定装置(LATCHシステム)の評価も「良」とされ、総合的な車両性能としてはバランスが保たれている。

特に2024年モデルでは、プロジェクター式LEDヘッドライトとハイビームアシスト機能が標準装備となった。ただし、IIHSは一部条件下において、ハイビーム・ロービームいずれも視認性に課題があると指摘しており、夜間走行を重視するドライバーにとっては改善の余地が残されている。

またLATCHシステムでは、テザーアンカーが座席の奥に設置されているためアクセスがやや困難とされている。これはチャイルドシートの取り付けに手間を要する可能性があるが、システムそのものは安全基準を満たしており、使用上の問題はないとされる。

引用:Business Recorder
引用:Business Recorder

商品力は依然として高評価
課題は後部座席の構造見直し

第4世代タコマは、オフロード走行向けのマニュアルトランスミッション仕様や、複数のボディタイプ、さらに326馬力のハイブリッドパワートレインを採用するなど、商品力の高さが依然として高評価を得ている。コストパフォーマンスの面でも競争力は健在だ。

とはいえ、今回の衝突テストで浮き彫りとなった後部座席シートベルトの設計ミスは、明確な課題としてメーカーが対応を迫られる点だ。特に家族層をターゲットにしたクルーキャブモデルにおいて、安全性への信頼を損ねかねない。この構造的な問題を、今後のモデルチェンジやマイナーチェンジを通じていかに迅速に解消するかが、ブランドの信頼回復における重要な鍵となる。

現在もトヨタ・タコマは北米の中型ピックアップ市場において高いシェアを保っているが、競合メーカーの技術革新も進んでいる。今後は、より高精度な品質管理と安全性強化が不可欠となるだろう。

山田雅彦
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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