メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「ランドローバーより先に来た!」… タタ「Harrier.ev」、デュアルモーター・627km走行・急速充電搭載でEV市場に殴り込み

山田雅彦 アクセス  

ジャガー・ランドローバーの親会社
インドのタタが手がける電動SUV「Harrier.ev」が登場
発売価格は約358万円

引用:タタ
引用:タタ

ジャガー・ランドローバー(JLR)の親会社であるタタ・モーターズが、インド市場に新型電動SUVを投入した。その主役が「ハリアー.ev」だ。注目のモデルは、その名も「Harrier.ev(ハリアー.ev)」。既存の人気SUV「ハリアー」をベースに、完全なEV(電気自動車)として生まれ変わらせた一台である。ランドローバーがいまだに「ディスカバリー・スポーツ」のEVバージョンを発表していないなか、タタは一歩先を行く形で電動SUV市場に本格参入した。

ハリアー.evの外観は、既存の内燃機関モデルのDNAを継承しつつ、EVならではの要素を取り入れて差別化が図られている。従来のガソリン車では、ランドローバーのD8プラットフォームをベースとしたコスト重視の設計が採用されていたが、この電動モデルには進化型EV専用プラットフォーム「アクティ.evプラス」が搭載されている。

引用:タタ
引用:タタ

進化したプラットフォームと力強いパフォーマンス
最大672kmの航続距離を実現

ハリアー.evは、従来モデルとの差別化を図るべく、デュアルモーターによる四輪駆動システムを採用。四輪駆動モデルでは、前輪モーターが最高出力156馬力、後輪モーターが235馬力を発揮し、最大トルクは504Nmに達する。このパワートレインにより、0-100km/h加速はわずか6.3秒という高性能を実現している。

バッテリーは65kWhと75kWhの2種類から選択可能。75kWhバッテリーパックを搭載した後輪駆動(RWD)モデルでは、インドのMIDC基準で最大627kmの航続距離を記録。ただし、タタ社内のテストでは実際の走行距離は約480〜505km程度とされ、都市部での使用において十分な性能を確保している。

充電性能も注目に値する。最大120kWのDC急速充電器を使用した場合、バッテリー残量20%から80%までの充電にかかる時間は約25分とされており、日常生活における充電の負担を大幅に軽減すると期待されている。

引用:タタ

先進的な快適装備と
手の届く価格設定

室内は最新トレンドを反映した先進技術が満載だ。特に目を引くのは中央に配置された14.5インチのサムスン製ネオQLEDディスプレイ。また、540度サラウンドビューカメラシステム、10スピーカーJBLオーディオ、パノラマサンルーフなど、多彩な快適装備がユーザーの利便性を高めている。さらに、レベル2相当の先進運転支援システム(ADAS)により、長距離運転時の疲労軽減にもつながる。

技術面では、タタの最新TiDaLプラットフォームを採用し、OTAによるソフトウェアアップデートや各種コネクテッド機能に対応。さらに6つの走行モードを搭載し、様々な環境下での走行体験を実現している。加えて、他車種との差別化を図る「ドリフトモード」も搭載されている。

価格はインド現地で約2万5,100ドル(約361万9,000円)から。従来の内燃機関モデル(約244万2,000円)よりは高額だが、走行性能や装備内容を考慮すれば、依然として競争力のある価格と評価されている。本格的な予約販売は7月2日から開始される予定だ。日本国内での発売は現時点では期待しにくいが、グローバル電動SUV市場において、注目すべき存在であることは間違いない。

山田雅彦
yamadam@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[モビリティー] ランキング

  • 【革命】「走る家電の時代か?」…シャープがEV市場に殴り込み!動くリビング「LDK+」第2章
  • 「もうガソリンいらない?」日産の“リチウム空気電池”が実現する2500km走行の現実
  • 【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始
  • 「アウディ×バイエルン」23年の絆が走り出す…RS e-tron GTが導く“電動の未来と情熱の共鳴”
  • 【JMS2025】日産「サクラ」が太陽光で一年間最大3,000km!“自ら充電する”軽EVへ進化
  • 「BMW iX3旋風?」…6週間で3,000台突破!ノイエクラッセ時代の幕開け

こんな記事も読まれています

  • 【革命】「走る家電の時代か?」…シャープがEV市場に殴り込み!動くリビング「LDK+」第2章
  • 「もうガソリンいらない?」日産の“リチウム空気電池”が実現する2500km走行の現実
  • “ラングラー&ブロンコ退け!”…ホンダHRC「パスポートHRCコンセプト」が砂漠で吠える
  • 【挑戦状】BYD『ラッコ』登場!“軽の聖域”の日本市場で通用するのか…中国EVの本気が見えた
  • 「正気か」恋人の娘を殺害後に笑った20代保育士…法廷での態度に怒りの声
  • スペイン沖で6.5トンのコカイン摘発…DEA協力の“国際麻薬ルート”一網打尽
  • 【衝撃】「母乳に潜む毒」…マイクロプラスチックが免疫を崩壊させる!
  • 「命を落とすAI? 」ChatGPTの医学助言で中毒死…専門家“25%は虚偽情報”と警告

こんな記事も読まれています

  • 【革命】「走る家電の時代か?」…シャープがEV市場に殴り込み!動くリビング「LDK+」第2章
  • 「もうガソリンいらない?」日産の“リチウム空気電池”が実現する2500km走行の現実
  • “ラングラー&ブロンコ退け!”…ホンダHRC「パスポートHRCコンセプト」が砂漠で吠える
  • 【挑戦状】BYD『ラッコ』登場!“軽の聖域”の日本市場で通用するのか…中国EVの本気が見えた
  • 「正気か」恋人の娘を殺害後に笑った20代保育士…法廷での態度に怒りの声
  • スペイン沖で6.5トンのコカイン摘発…DEA協力の“国際麻薬ルート”一網打尽
  • 【衝撃】「母乳に潜む毒」…マイクロプラスチックが免疫を崩壊させる!
  • 「命を落とすAI? 」ChatGPTの医学助言で中毒死…専門家“25%は虚偽情報”と警告

おすすめニュース

  • 1
    「6年連れ添った夫婦が親族だった⁉︎」台湾で発覚した“まさかの血縁婚”、愛は法に阻まれた

    トレンド 

  • 2
    「神の金が消えた」…ヒンドゥー教最大の聖地で発覚した“信仰の裏切り”

    トレンド 

  • 3
    「1歳の我が子にタトゥー」…賞金のために赤ちゃんを犠牲にした“最悪の親”に世界が激怒

    トレンド 

  • 4
    「忠誠の象徴が逃げた」北朝鮮代表団の通訳が亡命、金正恩体制に広がる“静かな崩壊”

    ニュース 

  • 5
    “無害なはずのサメ”が牙をむいた…イスラエル沖で初の死亡事故、科学界に衝撃

    トレンド 

話題

  • 1
    「公園に集う親たち」“結婚しない子ども”に焦る…中国で広がる“相親角”という現実

    トレンド 

  • 2
    「秋になると髪が抜ける?」…それ、病気じゃなく“季節性脱毛”かもしれない

    トレンド 

  • 3
    「耳のないウサギ」に届いた“やさしい奇跡”…農夫がかぎ針で編んだ“愛の耳”が話題に

    トレンド 

  • 4
    「寝室の明かり」が心臓に負担をかける?女性や若い世代で影響が大きい傾向、最新研究が報告

    ライフスタイル 

  • 5
    「もうひとりじゃないよ」…母を失った子ザルを包み込んだ妊娠中の犬、その優しさに世界が涙

    フォトニュース