メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「なぜ曇る?」ワイパー交換より先にやるべき、梅雨の視界対策の盲点

山田雅彦 アクセス  

引用:depositphotos
引用:depositphotos

ワイパーの問題ではない可能性がある

梅雨の時期になると、ドライバーが最も頻繁に経験する問題がある。新品のワイパーに交換したはずなのに、フロントガラスがきれいに拭き取れないという現象だ。ワイパーを動かしてもガラスが白く曇ったまま、雨水はシミのように広がり、夜間には対向車のライトまでにじんで見える。

こうした場合、多くのドライバーはすぐにワイパーの不具合を疑いがちだ。しかし実際の原因はワイパーではないことがある。新しいワイパーを取り付けたのに視界が曇るなら、問題はフロントガラスの表面に残っている油膜である可能性が高い。油膜は目には見えにくいが、雨が降り始めた途端にドライバーの視界を大きく妨げる。特に梅雨のように雨が頻繁に降る時期には、油膜が事故の危険につながる可能性がある。新品のワイパーに替えたのに視界が曇るなら、今度はガラス面そのものを確認すべきだ。

フロントガラスの油膜こそが真の原因

油膜はフロントガラスの表面に薄く付着した油性の汚れだ。排気ガス、道路の埃、アスファルトの汚れ、洗車ワックス、撥水コーティングの残留物などがガラス面に蓄積して形成される。晴れた日には気づきにくいが、雨が降ると問題が顕在化する。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

雨水がガラス面を均一に流れず、シミのように広がる。ワイパーが通った跡にも水分がきれいに除去されず、白い膜が残る。この状態で夜間に走行すると、さらに危険だ。街灯や信号機、対向車のヘッドライトがにじんで見え、ドライバーは一瞬で距離感や車線位置を見失いかねない。梅雨の時期に視界確保が重要な理由がここにある。

新しいワイパーも油膜の前では無力だ

ワイパーはガラス面の水を拭き取る部品だ。しかし、ガラス面自体が汚れていると、新品のワイパーでも本来の役割を果たすのは難しい。油膜の付いたガラスは表面が滑らかでなくなっている。油膜のせいで水が均一に除去されず、薄く広がってしまう。新しいワイパーを取り付けると拭き取る感覚はあるものの、視界は曇ったままだ。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

こうした状況でワイパーをより速く作動させるドライバーも多いが、速度を上げても解決にはならない。むしろワイパーのゴムを傷める一方で、ガラス表面の汚れはそのまま残る。結果として、ワイパーを交換するたびに同じ問題が繰り返されることになる。新品のワイパーなのに視界が曇るなら、ワイパーよりもまずガラス面の状態を確認すべきだ。

撥水コーティングの劣化も視界を妨げる

油膜だけが問題ではない。撥水コーティングの劣化も視界をくもらせる原因になる。撥水コーティングを施した直後は、雨滴が丸くなってすぐに流れ、視界確保に役立つ。しかし時間が経つとコーティング層が部分的に剥がれ、一部では水を弾き、一部では水が広がってシミのような状態になる。この状態ではワイパーが通ってもガラスを均一に拭き取れない。特に梅雨のようにワイパーの使用が頻繁な時期は、コーティングがさらに不均一に剥がれやすい。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

撥水コーティングを施したにもかかわらず視界が改善しない場合は、新たに塗り重ねる前に既存の汚れと残留コーティングを除去する必要がある。汚れが残ったまま重ね塗りすると、かえって白濁が悪化することがある。ガラス管理の基本は、コーティングを重ね塗りすることではなく、まず既存の汚れをきれいに落とすことにある。

油膜除去は梅雨時の必須メンテナンスだ

梅雨前にはワイパー交換と同様に重要なメンテナンスがある。フロントガラスの油膜除去だ。油膜除去剤を使ってフロントガラスをきれいに磨くと、ワイパーの性能が大幅に向上する。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

方法はそれほど難しくない。まずフロントガラスを水でしっかり濡らし、油膜除去剤を専用スポンジやパッドに取ってガラス全体を丁寧に磨く。運転席正面やワイパーの通り道、サイドのコーナー部分まで丁寧に仕上げるのがポイントだ。作業後はきれいな水で十分にすすぎ、乾いたタオルで拭き取る。油膜が適切に除去されると、水がシミ状に広がらず均一に流れるようになる。この状態で必要であれば、新しい撥水コーティングを施すのがよい。順序は必ず油膜除去が先で、撥水コーティングはその後だ。

フロントガラス内側の曇りも見逃せない

雨の日に視界が曇る原因が、外側のガラスだけとは限らない。フロントガラス内側の曇りも、視界を大きく妨げる要因になる。梅雨の時期は車内の湿度が高くなる。濡れた傘や靴、マット、衣類から発生する湿気が室内にこもると、ガラス内面に曇りが生じやすい。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

こうした場合はエアコンをオンにし、フロントガラスへの吹き出し口に切り替えると効果的だ。梅雨など雨天時は外気の湿度も高いため、内気循環のままエアコンをオンにするのが基本だ。エアコンの除湿機能が車内の湿気を取り除いてくれる。外気導入に切り替えると逆に湿気を呼び込み、曇りがひどくなることがある。ガラスの内側も定期的に清掃する必要がある。手の皮脂や埃、タバコのヤニ、芳香剤の成分が蓄積すると曇りが発生しやすくなる。

梅雨時の視界確保は、外側の油膜除去と内側のガラス清掃を組み合わせて初めて万全といえる。新品のワイパーに替えたのに視界が曇るなら、それは単なる部品の問題ではない。フロントガラスの油膜、撥水コーティングの劣化、車内の湿気まで総合的に点検する必要がある。梅雨時は1秒の視界確保が事故を防ぐ。ワイパーだけに頼らず、ガラス面からきちんと管理することが安全な走行につながる。

山田雅彦
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[モビリティー] ランキング

  • 「ハンドルが利かなくなる!?」ホンダ88万台を緊急リコール、腐食が招いた操舵不能リスク
  • タイヤが消えてもホイールで走り続けた 警告を無視してソウル都心を爆走した車の一部始終
  • 「電気自動車で千キロ走れる時代が来る?」中国・東風が年内量産を宣言した全固体電池の実力
  • ホンダ、シビックにスポーツグレード「RS」を追加 MT感覚を再現する新技術の正体
  • 緊急時に命を救うかもしれないボタン操作 「3秒長押し」で変わる車の世界
  • 「同じ事故なのに…」女性の車両衝突負傷リスクが男性を大きく上回ると判明

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

おすすめニュース

  • 1
    「雇用は好調なのに、なぜ株価が下がるんだ」怒るトランプ氏…過熱懸念が高まる米株式市場

    ニュース 

  • 2
    「キーボードが消えた」…“話すだけで仕事が終わる”中国の会社員たちが熱狂

    IT・テック 

  • 3
    12歳を装って養子縁組される寸前に発覚した37歳女

    トレンド 

  • 4
    米軍空爆でイランの水道施設破壊…故意なら「戦争犯罪」の可能性

    ニュース 

  • 5
    エベレストで行方不明になったシェルパ…葬儀の最中に「劇的生還」

    トレンド 

話題

  • 1
    イラン戦争後、中国の原油輸入が急減…国際原油価格の安定に一役

    ニュース 

  • 2
    米・イラン、ジュネーブでの停戦MOU署名を調整か

    ニュース 

  • 3
    突然姿を消した「フォロワー150万人」のスター犬…飼い主に無断で、わずか4千円で“犬肉として売られる”

    トレンド 

  • 4
    バナナ1本の値段が“10億円”…一口で食べられたと思ったら、今度は盗難騒動に

    トレンド 

  • 5
    イランメディア、14日ジュネーブでのMOU署名報道を否定

    ニュース