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トランプ前大統領が銃撃後初の屋外集会を再開、防弾ガラスで厳重警護

川田翔平 アクセス  

引用:AFP通信

7月に屋外での選挙集会中に銃撃を受けたドナルド・トランプ米前大統領が約1ヶ月ぶりに屋外集会を再開した。今回は元大統領による演説で初めて防弾ガラスが設置された。

CBSによると、11月の米大統領選挙に共和党候補として出馬するトランプ前大統領は21日(現地時間)、主要接戦州の一つであるノースカロライナ州に到着し、アシュボロの屋外ステージに立った。多くの人々を集めるために屋外集会を好んでいたトランプ前大統領は、7月13日、米ペンシルベニア州バトラーでの選挙集会中に20歳の白人男性トーマス・マシュー・クルックスに銃撃され、耳の上部を負傷した。当時、大統領及び前大統領の警護任務を担当していた要人を守るシークレット・サービス(SS)は、演説会場近くの建物の屋根からクルックスを確認しながらも、銃撃まで約20分間何の措置も取らなかったことが知られ、警護失敗の論争に巻き込まれた。これにより、キンバリー・チートル当時のSS長官は7月23日、議会の非難を受けて辞任した。

引用:AP通信

ロナルド・ロウ・ジュニアSS長官代理は7月30日の議会公聴会で、「SSの狙撃手チームや前大統領の警護チームは、建物の屋上に銃を持った男がいるという事実を全く知らなかった。私の知る限り、彼らは銃声がするまで、銃撃犯が銃を所持していることを知らなかった」と述べた。さらに、「私たちは二度とそのような過ちを犯さないと確信している」と強調した。クルックスの犯行動機は未だに正確には判明されていない。

今月15日、SSは防弾ガラスをトランプ前大統領の警護に投入する新しい計画を承認した。SSはこれまで、屋外集会で現職大統領と副大統領を保護する際にのみ防弾ガラスを使用してきたが、前大統領や大統領候補の警護に使用するのは今回が初めてである。

SSは、21日の演説で防弾ガラスを使用すると同時に、イベントの1週間前から周辺の現場を徹底的に点検した。周辺の建物に狙撃手を配置しただけでなく、監視用ドローンと、他のドローンを阻止するための防空システムも追加された。トランプ前大統領は、今後大統領選までの遊説期間中、屋外で演説を行う際には、防弾ガラスの後ろで演説を行う計画である。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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