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岸田文雄首相が韓国を訪問—尹錫悦大統領との12回目の日韓首脳会談で協力促進を議論

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岸田文雄首相が9月6日から1泊2日の日程で韓国を訪問する予定だ。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は岸田首相と日韓首脳会談を行い、両国間の協力をさらに拡大することを目指す。

岸田首相の訪韓は今年2回目となり、日韓首脳会談も尹大統領の就任後、今回が12回目となる。尹大統領は岸田首相との会談で、これまでの両国の協力の成果を振り返り、地域および国際舞台における両国間の協力促進策について議論する予定である。

両首脳は、会談後に共同記者会見や共同発表を通じて、会談の成果を公表する見込みだ。

今回の会談では、出入国手続きの大幅な簡素化や、来年の日韓国交樹立60周年を前に1998年の金大中-小渕宣言のアップグレードが議題に上がる可能性がある。また、アメリカ、日本、オーストラリア、インドが参加する安全保障協議体「クアッド(Quad)」に韓国が参加するかどうかにも注目が集まっている。岸田首相は、尹大統領との会談後にアメリカに移動し、クアッド首脳会議に出席する予定である。

さらに、岸田首相がLINEヤフー問題について言及するかどうかも注目されている。この問題は、ソフトバンクがLINEヤフーの株式取得を当面議論しないことを決めたことで、一応の決着を見た状態だ。

韓国大統領室の関係者は、「首脳会談を含む今回の日程は、過去の事例と似た内容になる可能性が高い」とし、「会談では二国間関係や地域、国際舞台における協力促進策について話し合う予定だ。詳細な議題については、現在外交ルートを通じて調整中である」と説明した。

昨年3月の日韓首脳会談では、シャトル外交の復元や両国間の経済安全保障協力の強化、日韓水素協力対話や資源協力対話の新設が行われた。特に、尹大統領の就任後、両首脳は相互訪問を重ね、首脳会談に加えて親交を深めるための行事も消化し、緊密な関係を築いてきた。

一方、岸田首相は今月27日に行われる自民党総裁選に出馬しないことを決めた。日本は多数党の党首が首相を務める議員内閣制であるため、岸田首相と尹大統領間の最後の首脳会談となる見込みである。

etnews
editor@kangnamtimes.com

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