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iPhone16のパニックフル現象…ユーザーから報告続出、被害内容と対応策とは

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最近、Appleが発売したフラッグシップスマートフォン「iPhone 16」シリーズにおいて、デバイスが勝手に終了し再起動するパニックフル(panic full)現象が発生しているという事例が相次いでいる。

引用=Apple/iPhone16 Pro

 22日、業界によると、235万人の会員を持つ韓国のiPhoneユーザーコミュニティ「アサモ(iPhone & iPad & Macユーザーの集まり)」を中心に、iPhone 16 Pro・Pro Max機種でパニックフルが発生するという意見が多数寄せられている。

ある利用者は投稿の中で「突然音楽が途切れたので、電話がかかってきたのかと思ったが、パニックフルだった」と述べ、「この現象が続いているため、新製品への交換をお願いした」と伝えた。

また、「パニックフルが続いているが、補償は可能なのか。カスタマーセンターでは遠隔診断を行ったが異常はないと言われ、修理センターに行くように指示された。万が一修理センターで異常が見つからなかった場合、交換できないのではないかと不安に思っている」といった被害例が相次いでいる。この現象によって、Apple正規サービスプロバイダで新製品に交換されたというユーザーも存在した。

パニックフル現象は、デバイスが停止した後に電源が自動的に切れ、突然再び電源が入る現象を指す。この現象は、デバイスが自ら終了・再起動するため、発生頻度を予測することが難しい。なお、デバイス内の「設定」から「プライバシーとセキュリティ」を選択し、「分析データ」タブを開くことで、記録を確認することができる。

頻繁に発生するパニックフルは、リファービッシュ(返金された開封品などを新品レベルに整備し、故障デバイスと交換する政策)の対象となる可能性がある。過去には、この現象が2022年に発売された、「iPhone14」シリーズでも問題となった。当時、Appleは「保証期間内にユーザーの偶発的な損傷が確認されず、デバイス自体に問題がある場合は、サポートを受けられる」と明言していた。

しかし、今回の「iPhone 16」シリーズについては、該当するエラーに関するApple Koreaの公式見解がまだ発表されておらず、利用者の間で懸念が高まっている。

海外でも被害例が報告されている。ベトナムの「VNエクスプレス」によると、ハノイに住むタン・ティエン氏は「iPhone16Pro max」を購入して5日後、デバイスが突然自動的に切れたり再起動したりし始めたと主張した。

彼は「再設定を試み、すべての設定を再インストールしたが、状態は少し改善されたものの、パニックフルは依然として発生している」と述べ、「店舗ではこれをパニックフルのエラーとし、確実な解決策がないため、もう少し時間がかかると言われた。そのため、新しいデバイスへの交換はしてもらえなかった」と語った。

一方で、一部の報告では、ソフトウェアのアップデートによってパニックフル問題が解決される可能性があるとの主張も出ている。最新のiOS 18ベータ版にアップデートした後、パニックフル現象が消えたという。ただし、ソフトウェアが問題である場合、一般ユーザーはベータ版ではなく正式なアップデートが行われるまで待たなければならない。

アイニュース24
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