メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

国連の勧告に反発し、女性皇族の皇位継承権を否定する日本政府…世論調査で90%賛成の背景

川田翔平 アクセス  

引用:聯合ニュース

 政府は「女性も皇位継承を可能にすべき」という国連の勧告を事実上拒否した。

4日の読売新聞によると、政府の閣僚らは国連の女性差別撤廃委員会の「皇位継承の男女平等実現」勧告に相次いで不快感を示した。就任前はこの問題について議論する必要があるとの立場だった首相も、政界の反応を見極めつつ発言を控えている。

6日の読売新聞によると、岩屋毅外務大臣は1日、「委員会が国家の根幹に関わる事項を勧告したことは極めて遺憾だ」と述べた。林芳正官房長官も「人権とは無関係の問題だ」と指摘した。

極右政党の日本維新の会も「皇位継承問題は国の文化と歴史の問題だ」と反発した。

先月29日、国連の女性差別撤廃委員会はスイスのジュネーヴにある国連事務所で日本政府の女性政策を審査した後、皇位継承権を男性のみに認める「皇室典範」について、女子差別撤廃条約の理念と相容れないとして改正を勧告した。

これは性平等に反する政策であるため、「女性皇族も皇位を継承できるよう改めるべきだ」という意味に解釈される。ただし、委員会は2003年、2009年、2016年にも同様の勧告を行っていた。

しかし、政府の代表団は今回の委員会の勧告直後、「差別撤廃委員会が皇室典範を扱うのは不適切だ」と抗議し、該当部分の削除を要求した。

「皇室典範」は第1条で皇位について「男系の男子が継承する」と規定しており、女性皇族は皇族以外の者と結婚すると皇族の身分を失うと明記している。「男系の男子」とは、皇室の男性が生んだ男子を指す。

徳仁天皇には男子がおらず、愛子内親王のみがいる。

したがって、現在の皇位継承順位は徳仁天皇の弟である文仁親王が1位、2位は文仁親王の息子である悠仁親王だ。

しかし、文仁親王一家は長女の眞子前内親王の結婚騒動などで国内での評判が芳しくない。一方、愛子内親王は特有の謙虚な姿勢で国民の愛を集めている。

今年4月に実施された共同通信の世論調査では、国民の90%が女性天皇に賛成していることが明らかになった。女性天皇に賛成する理由として、50%が「天皇の役割には男女は関係ない」と回答した。

国会では5月に皇室の継承規定の緩和可能性について議論したが、今回の政府の強硬な姿勢により皇室典範改正の可能性が低くなり、愛子内親王が皇位を継ぐ可能性は高くないとの分析が出ている。

読売新聞は「岸田首相は就任前には『女性の皇位継承も議論すべきだ』という立場だったが、就任後は自民党内の反対派の圧力を受けて発言を控えている」と伝えた。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 3.5億円分のBTCを売却しつつ「持てば富は増える」…“金持ち父さん”の真意は?
  • 「暴落モード突入」ビットコイン2カ月で30%安、行き着く先はどこだ?
  • 「中国また隠蔽か!」香港大火災、146人死亡でも「政府批判したら逮捕」...異常国家ぶりに国際社会ドン引き
  • NATO、「ロシアに黙って殴られる気はない」──ついに“先に撃つ”戦略へ舵を切る
  • 「プーチンの誇りなのに自爆」...ロシアの最強核ミサイル“サルマト”、試験発射中に墜落・爆発で笑い者に
  • 「こんな大統領に票を入れたのか!」トランプ、関税ショックで物価高招き“支持率は歴代最悪”へ墜落

こんな記事も読まれています

  • 「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由
  • 「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃
  • 「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”
  • 冬の朝、“壊れる車”に共通していたのはたった1分のミス
  • NATO、「ロシアに黙って殴られる気はない」──ついに“先に撃つ”戦略へ舵を切る
  • 「ブラッド・ピットが呼んでる」と信じた女性、3週間の独り待ちと7,000万円送金の結末
  • 「プーチンの誇りなのに自爆」…ロシアの最強核ミサイル“サルマト”、試験発射中に墜落・爆発で笑い者に
  • 「修行者のはずなのに」タイで僧侶の女子中学生巻き込み事件、社会がざわつく

こんな記事も読まれています

  • 「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由
  • 「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃
  • 「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”
  • 冬の朝、“壊れる車”に共通していたのはたった1分のミス
  • NATO、「ロシアに黙って殴られる気はない」──ついに“先に撃つ”戦略へ舵を切る
  • 「ブラッド・ピットが呼んでる」と信じた女性、3週間の独り待ちと7,000万円送金の結末
  • 「プーチンの誇りなのに自爆」…ロシアの最強核ミサイル“サルマト”、試験発射中に墜落・爆発で笑い者に
  • 「修行者のはずなのに」タイで僧侶の女子中学生巻き込み事件、社会がざわつく

おすすめニュース

  • 1
    心臓に弾丸が刺さった兵士を救えた…奇跡の手術と医師たちの“意外な決断”の一部始終

    トレンド 

  • 2
    中国が「対日規制」を露骨化!日本人歌手、中国で公演中に突然「退場命令」

    トレンド 

  • 3
    「女性と子どもだけを集中的に…」洞窟で見つかった“弱肉強食”の食人パターン

    トレンド 

  • 4
    「胎児まで貫通した弾丸」前科15犯の夫が妊娠8カ月の妻を銃撃…絶望の中で起きた“奇跡の母子生還”

    トレンド 

  • 5
    「韓国の狂乱ドライバー」無免許・飲酒でパトカー突破、潜伏→再逃走も‟窓ガラス粉砕”で確保!

    フォトニュース 

話題

  • 1
    「宇宙に広がる光の蝶」チリ望遠鏡が捉えたNGC6302、2万度の“燃える翼”が放つ圧巻の美

    トレンド 

  • 2
    女性200人に利尿剤を飲ませ歩かせた…“最悪の恥さらし面接”を強要したフランス高官の蛮行

    トレンド 

  • 3
    インフルエンザ急増が止まらない、学級閉鎖が連鎖する“初冬の異変”

    ライフスタイル 

  • 4
    「最後の制御権さえ炎に奪われた」香港火災の生存者が語る“人生最悪の絶望の瞬間”

    トレンド 

  • 5
    「日本入国の理由は窃盗? 」中国人窃盗団、5府県で56件“日本を荒らした3人組”

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]