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「アメリカを再び偉大な国にする」米大統領選はトランプが激戦州で強さを見せ「勝利宣言」

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共和党の大統領候補ドナルド・トランプ前大統領が「勝利宣言」を行った。

全米50州と首都ワシントンに割り当てられている選挙人538人のうち、当選ラインの270人まで残り4人の266人を確保し、勝利をほぼ手中にしているといっても過言ではない状況だ。

午前2時30分(アメリカ東部時間)トランプ前大統領は私邸があるフロリダ州パームビーチのコンベンションセンターに集まった支持者の前で「勝利宣言」を行った。

「皆のおかげで歴史を作ることができた。第47代大統領に選ばれたという名誉をアメリカ国民に感謝する」と述べ、勝利を宣言した。

そして、「アメリカ国民にとって重大な勝利であり、アメリカを再び偉大な国にする」と力強く語った。

トランプ前大統領は勝利宣言の直前、7つの激戦州のうち、ジョージア州とノースカロライナ州、そして、最も熾烈な争いが予想されたペンシルベニア州を制したことで、勝利を確信したようだ。

ジョー・バイデン大統領が民主党の大統領候補から撤退後、後継候補として選出されたカマラ・ハリス副大統領がここまで獲得した選挙人は219人にとどまっている。

開票中の州に割り当てられた53人の選挙人のうち、51人を獲得しない限り、ハリス副大統領の勝利はない。

ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアの北部ラストベルトの激戦州での開票完了までには最大数日を要する可能性があるといわれていたものの、ペンシルバニアはすでにトランプ前大統領が制し、残り2つの州も95%以上開票の時点で優勢にあるため、結果は決まったようなものだろう。

しかし、ハリス陣営は「開票は最後まで続ける必要がある。すべての票を集計するまで待たねばならない」と希望を捨ててはいない。

勝負の行方は合わせて93人の選挙人が割り当てられているペンシルベニア、ウィスコンシン、ミシガン、ノースカロライナ、ジョージア、アリゾナ、ネバダの7州の激戦州で決した。

トランプ前大統領はペンシルベニア州だけでなく、南部「サンベルト」のノースカロライナ州とジョージア州でも勝利した。開票中の他の激戦州でもすべてハリスをリードしている。

トランプは「アメリカ・ファースト」を掲げている。

韓国としては、在韓米軍の防衛費分担金引き上げやインフレ抑制法(IRA)の見直しなど、経済や安全保障分野で懸念すべき政策がある。

特に、文前大統領の政権時、韓国を介さずに北朝鮮の金正恩総書記と直接交渉を行うなど、国防・安全保障分野でのトランプ前大統領の動きは予測が難しい。

韓国政府も尹大統領と新大統領との早期の会談機会を設けると表明した。

大統領府関係者は「アメリカの民主党、共和党の各陣営の主要スタッフやこれまでの政権関係者らと緊密な対話と政策協議を継続してきた」とし、「大統領選の結果が判明次第、尹大統領とアメリカの新大統領との会談機会はできるだけ早い時期に設けられるはずだ」と語った。

一方、大統領選と同日に行われた連邦議会選でも、上院では共和党が100議席中、少なくとも51議席を確保して、第1党の地位を奪還することが確実視されている。

現在、下院は共和党、上院は民主党が過半数を占めているが、この構図が変わることになる。

また、ニュージャージー州選出のアンディ・キム下院議員が当選し、初の韓国系の上院議員が誕生した。

etnews
editor@kangnamtimes.com

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