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ジョギング中の人々の集団に車が突っ込む、負傷者が地面に倒れている様子がSNSで拡散

佐藤美穂 アクセス  

中国広東省(カントン省)珠海市(チューハイ市)で、小型オフロード車(SUV)が歩行者に突っ込む事故が発生した。景気低迷が続く中国では、この事故の背景に社会的不満がある可能性が指摘されている。

11日、中国のWebメディア「澎湃(ペンパイ)新聞」によると、珠海市公安局は同日午後7時48分、珠海市香洲区の珠海スポーツセンター周辺で小型オフロード車が歩行者を突っ込む事故が発生したと発表した。

事故により複数の歩行者が負傷し、62歳の運転手は現場から逃走したが、その後逮捕され、現在取り調べを受けている。

目撃者によると、「加害車両は高速で走行し、ジョギング中の人々の集団に突っ込んだ。衝突後、車両はスポーツセンター内を何周も回っていた」と証言している。また、スポーツセンター関係者は「運動場には毎晩近隣住民が運動に訪れる。車両の進入は禁止されているはずで、どうやって運動場まで侵入したのか不明だ」と語った。

現時点で、この事件による正確な死傷者数は明らかにされていないが、インターネットやSNSには複数の負傷者が地面に倒れている様子を捉えた写真や動画が多数投稿されている。

台湾の「自由時報」によると、負傷者は4つの病院に分散して搬送されたという。容疑者の具体的な犯行動機は不明だが、台湾をはじめとする中華圏のメディアでは、経済的困窮や社会的不満が背景にあるテロの可能性が指摘されている。

佐藤美穂
editor@kangnamtimes.com

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