メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「お金がなくてテント生活」北朝鮮の洪水被災地で、本格的な冬を前に住居建設が難航

川田翔平 アクセス  

引用:朝鮮中央通信
引用:朝鮮中央通信

12日(現地時間)、北朝鮮当局は、水害で住居を失った住民に仮設住宅を提供し、早期に新居を建設すると約束したが、入居時期は延期され続け、一部の被災者は迫る寒さを避けるため、同居可能な家を探し始めたことが明らかになった。

北朝鮮専門メディアのデイリーNKは、匿名を条件に平安北道(ピョンアンブク道)の情報筋を引用し、「新義州市(シンウィジュ市)の被災者らは年内の新居入居が困難だと認識し、テントなどの仮設住宅から、オンドルと屋根のある同居可能な家を探し始めている」と報じた。

気温が急激に下がって秋雨が頻繁に続く中、寒さに耐えられなくなり、12月になっても新居入居の見通しが立たないため、被災者らは大きな失望感を抱いているという。

情報筋によると、10月10日の党創建記念日に合わせて、新居に入居できると考えていた被災者らは、4日に平安北道(ピョンアンブク道)義州郡(ウィジュ郡)の於赤里(オジョク里)、新義州市の下端里(ハダン里)の被害復旧建設現場を訪れた金正恩(キムジョンウン)総書記が「被害復旧作業を12月の党全員会議に合わせて最高水準で完了させよ」と述べたことにむしろ失望感を示したという。

情報筋によれば、高齢者や子ども、妊婦を中心に旅館や農場作業班の宣伝室などの公共施設に仮設住宅が用意されたが、依然として多くの被災者がテント生活を強いられているという。

このような状況下で、入居時期の遅延を心配していた一部の被災者は、11月中には新居に入居できるのではないかと期待していたが、12月という完成予定日が示されると、これ以上待てなくなり同居可能な家を探し始めたという。

一部の被災者は、金正恩総書記が言及した完成時期に合わせて立派な住宅が建設されたとしても、内装などに自ら手を加える必要があり、実際の入居時期はさらに遅れると考え、寒さが厳しくなる前に同居可能な家を探し始めているそうだ。

しかし、経済的に困窮している被災者らはテントを離れられないでいるが、これは現在高騰している冬用資材の価格と、新義州地域の同居住宅の相場が原因だと情報筋は指摘した。

情報筋は「比較的余裕のある被災者らが、優先的に同居可能な家を探し始めており、余裕のない被災者らは国家が何らかの対策を講じてくれるのではないかと様子をうかがっている」と説明した。

さらに「一部屋でも最低月にトウモロコシ20kgは支給されなければならず、季節柄各自が負担しなければならない燃料費も高騰しており、1日の暖房費が1日の食費と同等になっている」とし、「したがって、同居可能な家に入居することは、被災者にとって相当な経済的負担となっている」と付け加えた。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「9か月間、宇宙に飛行士を放置…」ボーイング・スターライナー、NASAが欠陥の“代償”を突きつけた
  • 「私は鉄の翼を持つハト」...プーチン、新年カレンダーで“肌見せ”封印!ピアノと狩猟服で“新しい魅力”全開
  • 「制裁が逆効果」... 米国の“締め付け”で中国AIチップが爆伸び!資産33兆円の“怪物企業”誕生
  • 「リスナー97%は聞き分け不能」...AI生成曲、ユニークなボイスと圧倒的歌唱力で“全米1位”奪取!
  • 「戦場の流れが完全に変わった」ウクライナ、東北部の兵站拠点に奪還…ロシア五大製油所も直撃!
  • 「中国を外した新秩序が動き出す」トランプ政権、日本とAI・半導体同盟『パックス・シリカ』始動

こんな記事も読まれています

  • 40台だけの終着点、ブガッティ・ボライドが刻んだ“最後の遺産”
  • SUV激戦区の答え、アメリカ市場が認めた最高の3列SUV 5種
  • 「米国ラグジュアリー市場を狙う」メルセデス、40万台目標でBMWに正面勝負
  • 走行継続は危険信号、ブレーキ警告灯の分岐点
  • 「韓国潜水艦、バルト海では通用せず!」リチウム電池・SLBMもスウェーデン“A26”に惨敗
  • 「射程1万3,000km、マッハ20超」…米国、次世代ICBM“センチネル”始動!地上核戦力で中露を圧倒へ
  • 「酒癖は人格そのもの?」人気コメディアン、違法医療疑惑のさなか再注目される“過去の発言とエピソード”
  • 交際相手との対立で法的争い中のインフルエンサー、息子を出産「頑張ろうね、私たち二人」

こんな記事も読まれています

  • 40台だけの終着点、ブガッティ・ボライドが刻んだ“最後の遺産”
  • SUV激戦区の答え、アメリカ市場が認めた最高の3列SUV 5種
  • 「米国ラグジュアリー市場を狙う」メルセデス、40万台目標でBMWに正面勝負
  • 走行継続は危険信号、ブレーキ警告灯の分岐点
  • 「韓国潜水艦、バルト海では通用せず!」リチウム電池・SLBMもスウェーデン“A26”に惨敗
  • 「射程1万3,000km、マッハ20超」…米国、次世代ICBM“センチネル”始動!地上核戦力で中露を圧倒へ
  • 「酒癖は人格そのもの?」人気コメディアン、違法医療疑惑のさなか再注目される“過去の発言とエピソード”
  • 交際相手との対立で法的争い中のインフルエンサー、息子を出産「頑張ろうね、私たち二人」

おすすめニュース

  • 1
    飲酒事故で服役中の歌手キム・ホジュン、突然浮上した“舞台復帰説”に事務所が即否定

    エンタメ 

  • 2
    31公演で130万枚、興収1億8,570万ドル Stray Kidsが打ち立てた記録…11会場でK-POPアーティスト初公演

    エンタメ 

  • 3
    親交説を否定したリーダー、10年以上の関係を示唆されたメンバーは無言…「注射おばさん」波紋の行方

    エンタメ 

  • 4
    「週13本をこなした全盛期の裏側で…」忙しさが生んだ後輩との距離感、悔いの残るエピソードを告白

    エンタメ 

  • 5
    資産10億から一夜で転落…転倒事故をきっかけに人生が一変した71歳のベテラン歌手、波乱万丈な人生を告白

    エンタメ 

話題

  • 1
    EXO、冬の定番を継ぐ新曲「I'm Home」を電撃予告…「The First Snow」の感動再び?

    エンタメ 

  • 2
    「スキンケアのため訪問しただけ」SHINeeリーダー、“注射おばさん”との親交説疑惑に釈明

    エンタメ 

  • 3
    「まだAIだと思ってる?」人気俳優イ・イギョンの暴露者が新たな投稿、DM動画公開で波紋拡大

    エンタメ 

  • 4
    純白ドレスが話題に…大人気バンドQWER・チョダン、受賞の感動と母の誕生日を重ねた近況ショット公開

    エンタメ 

  • 5
    44歳で第2子に挑戦…流産・移植を経たタレントが語るリアル妊娠事情 豊胸手術も考えた?

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]