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トランプ氏の「報復関税」に揺れるカナダ、首相がフロリダ私邸へ緊急訪問…輸出の77%を占める米国市場を死守できるか

川田翔平 アクセス  

引用:AP通信
引用:AP通信

ドナルド・トランプ次期米大統領が就任直後に関税を課すと予告した対象国であるカナダの首相が、緊急に米国フロリダ州のトランプ次期大統領の私邸を訪問した。

29日(現地時間)、AP通信は匿名の情報筋を引用し、ジャスティン・トルドー首相がフロリダ州ウェストパームビーチにあるトランプ次期大統領の私邸マー・ア・ラゴを訪れたと報じた。

トランプ次期大統領は就任初日に、中国だけでなく自由貿易協定を結んでいるメキシコとカナダからの輸入品にも25%の関税を課すと予告していた。

トルドー首相は出発前、トランプ次期大統領と会談し関税問題を対話で解決する意向を示すとともに、これまでと同様に協力関係を維持できるとの見解を示した。

今回の訪米には、カナダのドミニク・ルブラン公共安全相も同行したとされる。

トランプ次期大統領がメキシコとカナダ製品への関税に言及した理由は、両国が不法移民と麻薬の米国流入を阻止できていないためだと説明している。

米税関国境警備局(CBP)は、昨年10月から今年9月までの間にカナダとの国境地域で2万3,721人が不法入国で逮捕されたと発表した。

また、合成麻薬フェンタニルについては、メキシコからの9.5トンに比べれば規模は小さいものの、約20キログラムがカナダから密輸されようとしたところを米税関国境警備局に摘発された。

カナダは米国との国境地域の警備強化に向けた投資を行う方針だ。

米国とカナダは互いに重要な貿易相手国で、米国は輸入原油の約60%と電力輸入の85%をカナダから調達している。

カナダの輸出全体で米国が占めている割合は77%で、特に鉄鋼、ウラニウム、アルミニウムの輸出が多い。

川田翔平
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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