メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「ウクライナ全土をNATOの傘下に」ゼレンスキー大統領が踏み込んだ停戦提案、EU首脳も支持表明

川田翔平 アクセス  

 

引用:AP通信/1日(現地時間)、ウクライナのキーウで、アントニオ・コスタEU首脳会議常任議長(左)とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(右)が共同記者会見を行った。
引用:AP通信/1日(現地時間)、ウクライナのキーウで、アントニオ・コスタEU首脳会議常任議長(左)とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(右)が共同記者会見を行った。

停戦条件として北大西洋条約機構(NATO)加盟を挙げていたウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、1日(現地時間)、EU首脳陣との会談で再びこの点を強調した。NATO外相らは、3日の会合でこの問題について協議する予定だ。

ドイツの「dpa通信」とウクライナの通信社「RBCウクライナ」によると、ゼレンスキー大統領は1日、首都キーウでEU首脳陣と記者会見を開き、「ウクライナの生存にはNATO加盟への招待が不可欠だ」と語った。先月29日、英「スカイニュース」とのインタビューで、ゼレンスキー大統領は「戦争を終結させるには、我々の管理下にあるウクライナ領土を早急にNATOの保護下に置く必要がある。そうすれば、ロシアの占領地は外交的に取り戻せるだろう」と説明した。

1日の発表で、ゼレンスキー大統領は自国領土の「一部」だけがNATOに加盟することはできないと強調し、NATOがロシア占領地まで介入する必要はないと明言した。「もしNATOから加盟の招待を受けた場合、それはウクライナ全土に対して適用されるべきだ」と述べ、NATO憲章第5条(集団防衛)に触れた上で、「NATO加盟国が戦争への介入を望まないため、我々はこの現在戦争中のウクライナ領土全体にこの条項を適用できないことを理解している」と説明した。さらに、「ウクライナはこの戦争でNATO軍の介入を求めたことはない」とし、NATOへの派兵要請も行っていないことを強調した。

これに先立ち、EUのカヤ・カラス外交・安全保障政策上級代表は1日、キーウ行きの列車内で記者団に対し、ウクライナ領内への欧州軍派遣問題について言及した。派兵の可能性については「どの選択肢も排除すべきではなく、この問題ついては戦略的な曖昧さを維持する必要がある」と述べた。カラス氏は、EUが停戦交渉で重要な役割を果たすとし、停戦合意の検証のための派兵の可能性にも言及。また、「最も強力な安全保障はNATO加盟だ」とも付け加えた。

NATO側は、ゼレンスキー大統領の発言にもかかわらず、まだ回答を示していない。NATO加盟32か国の外相らは、今月3日から4日にベルギー・ブリュッセルで米国の政権交代前の事実上最後の会合を開く予定で、ウクライナのアンドリー・シビハ外相も出席する。シビハ外相は先月29日、NATOに対し、今回の外相会合でウクライナのNATO加盟第一段階となる「加盟招待」を決定を求める書簡を送付した。

7月、NATOは首脳会議でウクライナのNATO加盟が「不可逆的な道筋に入った」と宣言したが、具体的な日程は示していない。米国やドイツなど主要加盟国は、ウクライナのNATO加盟に懐疑的な姿勢を示している。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 【未来の足】 ナイキ、「電動シューズ」で歩行効率20%アップ…“第2のふくらはぎ”が動き出す
  • 【ルーヴル衝撃】 王冠など宝石8点が盗難、被害総額2兆円超…中央銀行地下金庫へ“避難”
  • 「中国の次の一手」 “キンシコウ外交”始動…“パンダの後継”で欧州への影響力拡大
  • 「この国どうなってる」 “愛情動画”投稿で結婚命令!?60日以内に挙式しなければ処罰も
  • サムスンが“二度折れるスマホ”を初公開…次世代モデル「トライフォールド」に世界が注目
  • 「忠誠の象徴が逃げた」北朝鮮代表団の通訳が亡命、金正恩体制に広がる“静かな崩壊”

こんな記事も読まれています

  • 【革命】「走る家電の時代か?」…シャープがEV市場に殴り込み!動くリビング「LDK+」第2章
  • 「もうガソリンいらない?」日産の“リチウム空気電池”が実現する2500km走行の現実
  • “ラングラー&ブロンコ退け!”…ホンダHRC「パスポートHRCコンセプト」が砂漠で吠える
  • 【挑戦状】BYD『ラッコ』登場!“軽の聖域”の日本市場で通用するのか…中国EVの本気が見えた
  • 【奇跡のVポーズ】 ハムスター“もち”が完璧なカメラ目線…SNSで「天才的に可愛い」と称賛
  • “電動キックボードに家族4人”写真が物議…「命知らず」「正気とは思えない」と批判殺到
  • 【117歳の秘密】 世界最高齢女性の体内で見つかった“若返り遺伝子”…科学が解明した長寿の秘訣とは
  • 【未来の足】 ナイキ、「電動シューズ」で歩行効率20%アップ…“第2のふくらはぎ”が動き出す

こんな記事も読まれています

  • 【革命】「走る家電の時代か?」…シャープがEV市場に殴り込み!動くリビング「LDK+」第2章
  • 「もうガソリンいらない?」日産の“リチウム空気電池”が実現する2500km走行の現実
  • “ラングラー&ブロンコ退け!”…ホンダHRC「パスポートHRCコンセプト」が砂漠で吠える
  • 【挑戦状】BYD『ラッコ』登場!“軽の聖域”の日本市場で通用するのか…中国EVの本気が見えた
  • 【奇跡のVポーズ】 ハムスター“もち”が完璧なカメラ目線…SNSで「天才的に可愛い」と称賛
  • “電動キックボードに家族4人”写真が物議…「命知らず」「正気とは思えない」と批判殺到
  • 【117歳の秘密】 世界最高齢女性の体内で見つかった“若返り遺伝子”…科学が解明した長寿の秘訣とは
  • 【未来の足】 ナイキ、「電動シューズ」で歩行効率20%アップ…“第2のふくらはぎ”が動き出す

おすすめニュース

  • 1
    「神の金が消えた」…ヒンドゥー教最大の聖地で発覚した“信仰の裏切り”

    トレンド 

  • 2
    「1歳の我が子にタトゥー」…賞金のために赤ちゃんを犠牲にした“最悪の親”に世界が激怒

    トレンド 

  • 3
    “無害なはずのサメ”が牙をむいた…イスラエル沖で初の死亡事故、科学界に衝撃

    トレンド 

  • 4
    「公園に集う親たち」“結婚しない子ども”に焦る…中国で広がる“相親角”という現実

    トレンド 

  • 5
    「秋になると髪が抜ける?」…それ、病気じゃなく“季節性脱毛”かもしれない

    トレンド 

話題

  • 1
    「耳のないウサギ」に届いた“やさしい奇跡”…農夫がかぎ針で編んだ“愛の耳”が話題に

    トレンド 

  • 2
    「寝室の明かり」が心臓に負担をかける?女性や若い世代で影響が大きい傾向、最新研究が報告

    ライフスタイル 

  • 3
    「もうひとりじゃないよ」…母を失った子ザルを包み込んだ妊娠中の犬、その優しさに世界が涙

    フォトニュース 

  • 4
    「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開

    フォトニュース 

  • 5
    「もう一度だけ、一緒に泳ぎたい」…沈む子を支えた母イルカの“切なすぎる祈り”

    トレンド