メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

米FRB、年内利下げへ本格シフト…ウォラー理事が異例の言及「2%インフレ目標なら動く」

川田翔平 アクセス  

引用:ロイター通信
引用:ロイター通信

アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は今月18日に予定されている今年最後の金利決定を前に、金利をさらに引き下げる可能性を示す追加的なシグナルが出た。FRB関係者は、たとえ金利を引き下げたとしても、インフレ状況を踏まえ非常に慎重に対応すると強調している。

アメリカ経済メディアCNBCによると、FRB理事で連邦公開市場委員会(FOMC)委員でもあるクリストファー・ウォラー理事は2日、ワシントンDCで行われたアメリカ経済研究所(AIER)主催の金融政策会議に出席した。

ウォラー理事は演説で「現在の経済指標と、中期的にインフレ率が2%に低下するという予測に基づき、今月の会合で政策金利引き下げを支持する方向に傾いている」と述べた。

コロナ禍以降、高金利政策でインフレ抑制を目指してきたFRBは、9月に基準金利を0.5%ポイント引き下げる「大幅利下げ」を実施した。さらに、先月7日のFOMC会合で0.25%ポイントの金利引き下げを実施し、現在のアメリカ基準金利は4.5~4.75%の範囲にある。

FOMC委員は、先月26日に公開された議事録で追加利下げを示唆した。議事録によると、委員らは「予想通りの指標が示されインフレ率が持続的に2%へと鈍化し、経済が完全雇用に近い状態を維持するなら、徐々により中立的な政策姿勢へ移行することが適切だ」と評価した。

また、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が提供する市場分析ツール「フェドウォッチ」によると、12月の利下げ(0.25%ポイント)確率は74.5%と算出され、据え置きの可能性は25.5%だった。

ウォラー理事は利下げに言及しつつも、「会合前に受け取るデータが予想を上回ったり、インフレの見通しが変わる場合には見解が変わる可能性がある」と説明した。さらに「次回の金利決定前にインフレが鈍化し、我々の予想しているアメリカ経済の堅調さに反するデータが出れば、政策金利の据え置きを支持する」と強調した。

FRBがインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数は、10月時点で前年同月比2.3%上昇した。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE指数は2.8%の上昇を記録し、5月以降FRBの目標値(2%)を大幅に上回る2.6%~2.8%の範囲で推移している。

アメリカ労働省は6日、労働市場の状況を示す11月の非農業部門雇用者数と失業率を公表する予定だ。市場では、11月の労働指標が前月より改善しているとの見方が広がっている。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「来るなと警告しただろう!」中国海警、フィリピン船に“水砲発射”、緊張高まる南シナ海
  • 中国海警、南シナ海スカボロー礁でフィリピン船に放水砲…ガラス粉々に砕け乗員1人負傷
  • ホワイトハウスの影響力が強すぎる?新理事就任でFOMCが揺れる理由
  • 「韓国よ、米国に3,500億ドルを差し出すな!」米専門家、収益90%奪取は“第一次大戦後ドイツへの要求並み”と痛烈批判
  • 「トランプよ、見たか!」ロシアとベルラーシ、NATO国境付近で合同軍事訓練!“戦争遂行能力”誇示か
  • オバマもブッシュも対象外…トランプだけが2度目の国賓待遇、英王室と政界が見せる異常な厚遇

こんな記事も読まれています

  • 「ランドクルーザーGRスポーツ ラリーレイド」登場…ダカール12連覇を記念した究極の特別仕様
  • PHEV「低排出」の看板崩壊?実走行CO₂は公式値の5倍、業界と環境団体が激突
  • ホンダ「0シリーズ」世界初公開…F1直系DNAと「Thin, Light, Wise」でEVの常識を破壊
  • 【比較検証】「SUVは転覆の危険が高い?」…セダンとの制動距離差も浮き彫りに、どちらが本当に安全か
  • 「ドアが開かず窓を割った」…テスラ“モデルY”でドアの不具合多発!米当局が17万台対象に緊急調査
  • 「戦争は拡大の一途か」トランプ政権、ウクライナへ1.5兆円武器支援…“ロシアの停戦交渉の不誠実”を断罪か
  • 「高卒歓迎」が逆にプレミア化?資格支援・免許費用免除まで…人手不足で待遇競争が過熱
  • 北、「侍の末裔が東洋制覇を夢見る」日本の豪州との安保強化を“侵略の戦争同盟”と断罪

こんな記事も読まれています

  • 「ランドクルーザーGRスポーツ ラリーレイド」登場…ダカール12連覇を記念した究極の特別仕様
  • PHEV「低排出」の看板崩壊?実走行CO₂は公式値の5倍、業界と環境団体が激突
  • ホンダ「0シリーズ」世界初公開…F1直系DNAと「Thin, Light, Wise」でEVの常識を破壊
  • 【比較検証】「SUVは転覆の危険が高い?」…セダンとの制動距離差も浮き彫りに、どちらが本当に安全か
  • 「ドアが開かず窓を割った」…テスラ“モデルY”でドアの不具合多発!米当局が17万台対象に緊急調査
  • 「戦争は拡大の一途か」トランプ政権、ウクライナへ1.5兆円武器支援…“ロシアの停戦交渉の不誠実”を断罪か
  • 「高卒歓迎」が逆にプレミア化?資格支援・免許費用免除まで…人手不足で待遇競争が過熱
  • 北、「侍の末裔が東洋制覇を夢見る」日本の豪州との安保強化を“侵略の戦争同盟”と断罪

おすすめニュース

  • 1
    「あなた達だけでも生きなさい…」火災で子犬7匹を守った母犬ピウィ、“命懸けの愛”に世界が涙

    フォトニュース 

  • 2
    「まるで博物館!」元野球選手イ・デホ夫妻、新居に30年の軌跡を残すトロフィールームを設置

    smartnews 

  • 3
    「もうすっかり大人」LE SSERAFIMの末っ子ホン・ウンチェ、デビュー時とのギャップに驚きの声

    smartnews 

  • 4
    「任せられたからには全力で」休止期間を経て復活した女優、火の前で30分膝をつき料理に没頭

    smartnews 

  • 5
    「子持ち以外はアウト」人気恋愛番組でバツイチ女性出演者が放った一言にスタジオ騒然

    smartnews 

話題

  • 1
    BLACKPINK・リサ、エミー賞レッドカーペットに初登場!総額数千万円のブルガリジュエリーで視線を独占

    smartnews 

  • 2
    ゲーム発の実写映画『8番出口』、公開2週目で興収20億円突破!カンヌ&釜山映画祭も注目

    smartnews 

  • 3
    「落とした靴、はいどうぞ!」子どもの靴が象舎の中に...踏むかと思いきや、巨大な鼻でそっと返す姿に感動

    フォトニュース 

  • 4
    【帰郷】生まれて初めて森を見た虎の表情が話題に…「ここが本当の居場所?」と訴える姿に世界が涙

    トレンド 

  • 5
    人気タレント宅から高級品窃盗の男、懲役2年の判決に控訴…「知らずに侵入」と弁明も前科あり

    smartnews 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]