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ウクライナ戦争の前線で確認された北朝鮮製自走砲「コクサン」、ウクライナ軍への攻勢強化を示唆

川田翔平 アクセス  

引用:Newsis
引用:Newsis

北朝鮮製の自走砲「M1989コクサン」がロシアの前線で使用されている様子が確認され、ロシア軍に提供されたとみられると、7日(現地時間)海外メディアが報じた。

FOXニュースは、米国の映像制作会社のイースト2ウェストがコクサンがロシアの前線に配備された動画を公開し、ソーシャルメディアでも写真が拡散し始めたと伝えた。

これらの写真がロシアのクルスク州に侵入したウクライナ軍に対抗するために配備されたものかどうかは確認されていない。

昨年11月、XなどのSNSには、コクサンが列車に積まれてロシアのシベリア地域を通過する写真が投稿された。

海外メディアは、北朝鮮製のコクサン自走砲であることが確認されれば、ウクライナ戦争に向けた外国からの軍事支援が重大なレベルに拡大していることを示すと分析している。

FOXニュースは、170mm自走砲であるコクサンは射程が約59kmで、5分間に1~2発を発射できると説明した。

一方、昨年8月にウクライナ軍がロシアのクルスク州地域を奇襲した後、両軍ともに大きな人的損失を被ったとされる。

ウクライナ軍当局は、過去5か月間にこの地域でロシア軍約1万5,000人が死亡し、2万3,000人が負傷したと主張している。一方、ロシアはウクライナ軍4万9,000人が死亡したと発表した。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、5日のインタビューで、これまでに北朝鮮軍の死者が約3,800人に上ると明らかにした。

米戦争研究所(ISW)は、ウクライナ軍がクルスク州で長距離攻撃を継続するなど、強化された攻勢の中で戦術的に優位に立っていると分析している。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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