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世界経済フォーラムが警告、2025年の世界経済における最大のリスクは「紛争の激化、極端な気候現象、フェイクニュース」

川田翔平 アクセス  

引用: AP通信
引用: AP通信

世界経済フォーラム(WEF)は、今年世界が直面する最大のリスクは紛争、極端な気候現象、そしてフェイクニュースであると警告した。

15日(現地時間)に公開したアンケート調査でこのように指摘した。WEFは、20日から24日までスイスのスキーリゾート・ダボスでフォーラムを開催する。

戦争・フェイクニュース・気候危機

WEFが発表した「グローバルリスク報告書(GRR)」によると、回答者の約4分の1である23%が、武装した国家間の対立の激化を最大のリスクとして挙げたという。

戦争または戦争勃発の危険性が高まる緊張状態が、世界経済にとって最大のリスクであるという。

フェイクニュースも重要なリスクとして挙げられた。誤情報と偽情報を含むフェイクニュースは、2年連続で最大のリスクとして認識された。

長期にわたり世界経済の最大のリスクとして位置づけられているのが気候危機だ。極端な気象現象、生物多様性の喪失、生態系崩壊などの環境リスクは、10年連続で最大のリスクの座を占めている。

WEFは、熱波、竜巻、洪水などを含む深刻な気象現象が、短期的にも長期的にも世界経済を脅かしていると指摘した。

米国カリフォルニア州で過去最大規模となった山火事は、気候危機によるひどい干ばつと火種が重なって発生した。保険会社は巨額の保険金支払いに直面し、住宅保険に加入していない家主は、ほぼすべての財産を失う危機に瀕している。

20~24日、フォーラム開催

「気候危機は詐欺だ」と主張し、就任初日に「石油・天然ガス生産を拡大するための大統領令に署名する」と意向を示しているドナルド・トランプ氏が20日に米国第47代大統領に就任する直前、WEFの報告書が発表された。

WEFは偶然にも、トランプ氏就任日の20日から24日までダボス会議を開催することになった。

CNBCによると、今回のフォーラムには世界130か国から約3,000人のリーダーが参加する。

WEFのミレク・ドゥセク専務理事は声明で「地政学的緊張の高まり、グローバルな信頼の崩壊、気候危機が、かつてない規模でグローバルシステムを圧迫している」と警告した。

ドゥセク専務理事は「深刻な分断とリスクの高まりが明らかな世界で、世界のリーダーは選択の前に立っている」とし、「協力と回復力を強化するか、それとも複合的な不安定性に直面するか、二者択一を迫られている」と指摘した。彼は選択の結果がこれまで以上に重大であると付け加えた。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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