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もし10年前にNVIDIAの株を買っていたら…2025年第4四半期決算を前に、今後10年の成長予測と市場動向

川田翔平 アクセス  

引用:ニューシス
引用:ニューシス

米金融データ分析会社Benzinga(ベンジンガ)は、来月26日のNVIDIA(エヌビディア)の「2025年第4四半期」決算発表を前に、10年前と現在のNVIDIA株価を比較した分析記事を19日(現地時間)に公開した。

NVIDIAはアップルに次ぐ世界第2位の企業で、時価総額は3兆3,200億ドル(約515兆156億円)に達する。

ウォール街のアナリストらは、NVIDIAの1株当たり純利益(EPS)が1年前の0.52ドル(約80円)から現在は0.85ドル(約131円)に達すると予想した。BenzingaもNVIDIAの四半期売上高が、2024年第4四半期の221億ドル(約3兆4,280億円)から1年後には380億ドル(約5兆8,943億円)に増加すると見込んでいる。

10年前にNVIDIA株を購入していたら

Benzingaによると、NVIDIA株は10年前に1株当り約0.49ドル(約76円)で取引されていた。10年前に1万ドル(約155万円)をNVIDIAに投資していた場合、約2万408株を購入できたことになる。現在NVIDIA株が135.59ドル(約2万1,032円)で取引されていることを考慮すると、株価上昇だけで投資価値は276万7,143ドル(約4億2,922万円)に跳ね上がる。

さらに、配当利回り1.14%に基づき、過去10年間に1株当たり約4.37ドル(約677円)の配当金が支払われていた場合、総配当金として得られた額は8万9,184ドル(約1,383万円)に達する。

配当金を加えた最終投資価値は、285万6,327ドル(約4億4,306万円)となり、総収益率は2万8,463.27%になる。同期間中のS&P 500の総収益率が231.26%であることを考えると、驚異的な収益率だ。

今後10年は何が起こるのか

NVIDIAは、40人のアナリストの評価を基に「買い」というコンセンサス格付けと、現在の株価に対して約26%の上昇余地を持つ170.56ドル(約2万6,456円)の目標株価を提示した。

昨年11月に2025年第3四半期の業績を発表した際、売上高は前年同期比94%増の351億ドル(約5兆4,445億円)を記録し、ウォール街の予想を上回った。

NVIDIA株は過去2年間、人工知能(AI)革命の最大の恩恵を受けたと見なされている。データセンター向けの画像処理装置(GPU)への需要が急増し、2年間でなんと800%近い驚異的な上昇を記録した。

Benzingaは、この好業績にもかかわらず、NVIDIAが最近3か月間に苦境に直面したことに注目した。半導体大手NVIDIAの株価は過去3か月間で1%下落したと指摘している。

NVIDIAが優れた成長を維持する能力と価値があるのか市場には懸念があり、最近のBlackwellプロセッサのエラーが株価に負担をかけているとBenzingaは伝えた。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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