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テスラ時代は終わるのか?スペースXが急成長し、スターリンクの企業価値が1兆ドルを超える可能性 ウォール街も予測する「マスク帝国」の未来とは

川田翔平 アクセス  

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

最近、AIチャットボット「グロック(Grok)」の発売により、イーロン・マスク氏が率いる二大企業、スペースX(SpaceX)とテスラ(Tesla)が再び注目を集めている。特に米ウォール街では、スペースXが近い将来テスラの時価総額を上回るとの見方が強まっているという。

これは、スペースXが独占的な市場地位を活かし急成長している一方で、テスラは激しい競争の中で成長鈍化の兆しを見せているためだ。

19日の海外メディアや関連業界の報道によると、現在スペースXはロケット打ち上げや衛星インターネット市場で競合のない独占的な地位を占めている。グローバルロケット打ち上げ市場では、2024年第1四半期時点で、世界の衛星打ち上げの85%以上をスペースXが担い、圧倒的な市場シェアを記録したという。さらに、スペースXが展開するスターリンク(Starlink)衛星インターネットは、2024年時点で114か国で500万人以上が加入し、世界の衛星インターネット市場を席巻し、売上が急成長している。

また、スペースXのもう一つの主要プロジェクトであるスターシップ(Starship)は、次世代超大型ロケットの開発を進め、宇宙貨物輸送・有人輸送・宇宙旅行市場を開拓する準備を整えている。

スターリンクの企業価値は最近3,500億ドル(約52兆6,310億円)を突破したが、米ウォール街やメディアは、10年以内に1兆~2兆ドル(約150兆3,743億円~300兆7,487億円)の企業価値を形成する可能性がある成長企業として注目している。

スペースXの企業価値を論じる上で重要なのは、主要事業部門の潜在的価値だ。特に、衛星インターネット事業「スターリンク」と次世代超大型ロケット「スターシップ」の価値上昇の可能性が、テスラを上回れるかどうかが鍵を握っている。

主要投資銀行(IB)の分析によれば、現在スペースXが評価額3,500億ドルのうち、約65%に当たる2,275億ドル(約34兆2,101億円)は衛星通信事業スターリンクの価値であり、残りの35%がロケット打ち上げなどの事業部門に基づくものだと推定されている。

モルガン・スタンレーは、現在スペースXの売上の60%以上、EBITDA(利払い税引き前減価償却償却前利益)の75%を占めるスターリンクが、今後は全体の売上と利益の75~80%までその比重が高まると予測している。

このように、金融機関はスターリンクを中心としたスペースXのビジネスモデルに高い価値を見出している。

また、グローバルリサーチ機関TMFアソシエイツは、2030年にスターリンクの売上が240億ドル(約3兆6,089億円)に達すると予測し、同様の株価収益倍率(例EBITDAの60~70倍)を適用すると、スターリンク事業だけで10年以内に1兆ドル以上の企業価値を形成できるとの見通しを示している。これにより、現在のテスラの時価総額水準(1兆ドル前後)をスターリンク単独で達成できると見られている。

こうした分析は、スペースXの潜在力が市場で過小評価されているとの見方と一致している。ロイターの金融分析コーナー「Breakingviews」は、「結局のところ、なぜスペースXが過小評価され、テスラが過大評価されているのかが明確でない」とし、「マスク氏の将来の収益源は地上ではなく、宇宙にあることが徐々に明らかになっていくだろう」と評している。

一方、テスラは電気自動車市場での競争激化により、成長鈍化が顕著になってきている。BYD、GM、フォードなど既存の完成車メーカーの電気自動車参入が市場シェアを減少させ、2024年の電気自動車販売成長率の鈍化や価格引き下げ競争の激化などがその要因とされている。さらに、ロボタクシーや完全自動運転など将来事業の実現可能性に対する不確実性も影響している。

ウォール街では、テスラが推進するプロジェクトの一つでも躓けば、高評価を維持するのが難しくなると分析されており、スペースXが今後より高い企業価値を記録する可能性が高いと見られている。

モルガン・スタンレーは「スペースXの事業拡大速度を考慮すると、長期的にテスラを上回るだろう」と分析し、テスラの初期投資家として知られる億万長者投資家ロン・バロン氏も「2030年代にスペースXの企業価値はテスラを上回るだろう」と語った。

スペースXのIPO計画が具体化されていないが、同社の成長が続けば、IPO(新規株式公開)後に1兆~2兆ドルに達し、テスラを超える可能性が非常に高いというのがウォール街の見方だ。

現在、テスラはマスク氏の代表企業として位置付けられてきたが、将来的に最も強力なマスク氏の会社はテスラではなくスペースXになる可能性が高いとの見方が強まっている。もしスペースXが持続的な技術革新と市場支配力を維持すれば、近い将来テスラの時価総額を超え「マスク帝国」の中核企業として位置付けられるとの見方が強まっている。

モルガン・スタンレーもスペースXこそがマスク氏を世界初の「トリリオネア(兆万長者)」にする会社だと評価している。

川田翔平
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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