メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

テスラを超えた中国の新巨人「BYD」電気自動車業界で史上初の年間売上1,000億ドル突破

平野大地 アクセス  

中国の電気自動車メーカーBYDが昨年、年間売上高1,000億ドル(約15兆780億6,798万円)を突破し、電気自動車業界で初めてこの記録を達成した。

これにより、BYDはアメリカの電気自動車大手テスラの売上を上回る成果を上げた。

24日(現地時間)、「ブルームバーグ」によると、BYDの2023年の売上高は前年比29%増の7770億元(約16兆1,090億7,222万円)を記録した。これはテスラの昨年の年間売上高977億ドル(約14兆7,277億5,008万円)を上回る数字であり、市場予想の7,660億元(約15兆8,819億1,864万円)も超えた。

引用:BYD
引用:BYD

純利益も前年比34%増の403億元(約8,355億6,308万円)を記録し、市場予想の395億元(約8,189億7,622万円)を上回った。

販売台数では、BYDは昨年176万台の電気自動車を販売し、テスラの179万台にわずかに及ばなかったが、ハイブリッド車を含む総販売台数は427万台でテスラを大きく上回った。

これはアメリカの伝統的自動車メーカーであるフォードと同程度の規模である。

積極的な国際展開と技術革新により成長が加速

BYDは今年、販売台数が500万〜600万台に達すると予想している。

すでに今年1〜2月の販売台数は前年同期比93%増の62万3,300台を記録し、急成長を見せている。

中国製自動車に対する高関税政策の影響でアメリカ市場には進出していないが、ヨーロッパやシンガポール、タイなどアジアの一部の国々、そしてオーストラリアでは急速に地位を強化している。

BYDの王伝福会長は声明で「海外市場を強化すると同時に、研究開発(R&D)投資と製品競争力を引き続き高めていく」と強調した。

最近、BYDは5分で充電を完了し400kmを走行できる新しい電気自動車充電システムを発表し、基本モデルにも先進運転支援技術を導入すると発表した。こうした技術革新と積極的な新車投入戦略が中国市場だけでなく海外市場でも販売好調につながっている。

シティグループのジェフ・チョンアナリストは「BYDの今回の業績は非常に高い収益性とともに良好な実績を示しており、月間販売の増加傾向が今年の第2四半期および下半期まで続くとみられる」と評価した。

テスラとの競争構図の変化

BYDは世界最大の電気自動車市場であり、競争が最も激しい中国で急速にトップの座を獲得した。

現在、中国全体の乗用車市場で約15%のシェアを占めており、香港証券取引所でのBYD株は今年に入って約50%上昇している。

その反面、テスラは中国市場における競争の激化やラインナップの陳腐化などの影響で苦戦を強いられている。

テスラの中国での出荷台数は過去5か月連続で前年比減少を記録しており、株価は年初から約27%下落した。

ただし時価総額ではテスラがBYDを大きく上回っている。

最近の下落にもかかわらず、テスラの時価総額は8,000億ドル(約120兆5,400億6,288万円)程度であるのに対し、BYDの時価総額は1,570億ドル(約23兆6,559億8,734万円)にとどまる。また、昨年テスラの純利益は76億ドル(約1兆1,451億3,060万円)を記録し、収益性の面でもBYDを大きく上回った。

一方、ドナルド・トランプ大統領が関税政策を緩和するとの期待感が高まり、ニューヨーク証券取引所でテスラ株は12%近く急騰した。これはアメリカ政府の政策変更が世界の電気自動車市場の競争構図に影響を与える可能性があることを示唆している。

電気自動車市場の競争はますます激化しており、BYDとテスラの競争構図は今後も世界の自動車業界の注目を集め続けるだろう。

平野大地
CP-2023-0235@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • ミスタービースト、中東に“動画の狂気”を現実化、サウジで異次元テーマパーク誕生
  • 日本の高校で教師がLINE要求、女生徒13人に不適切発言…学校の管理体制が揺らぐ
  • アメリカ検査官、路上料理に“突然の漂白剤”…直撃噴射の一瞬に現場が凍りつく
  • 男性トランスジェンダーが女性更衣室に…「抗議した女性」が追い出されたのはなぜか?
  • 「ずっと一緒じゃなかったの?」最愛の飼い主に裏切られた犬、“絶望のどん底”にいる姿が心をえぐる
  • 「顔中が血まみれに」クマに襲われても仕込みを続けた料理人

こんな記事も読まれています

  • 世界が固唾飲む、トヨタ液体水素エンジンが初の実戦へ
  • 真冬の朝でも慌てない、キー無反応でも100%動く隠しルートとは
  • なぜ今マツダなのか、韓国ユーザーの“意外な反応”が話題
  • 電動化の時代に“3.8秒”を叩きつけたM2 CS、BMW最後の反逆
  • 観光も大学も中国人が減れば即崩壊?日本が“ここまで依存国家だった”悲しい現実
  • 【米中急接近】ウクライナ停戦・台湾問題で“協力が不可欠”となり、「二大勢力が歩み寄る」構図が鮮明に
  • あれほど対立していたのに、トランプが“意外な笑顔”「マムダニは最高の市長になる」と持ち上げた理由
  • 新婚俳優カップル、結婚式で“くるみ饅頭ブーケ”をサプライズ披露…デザート愛とユニーク演出が話題

こんな記事も読まれています

  • 世界が固唾飲む、トヨタ液体水素エンジンが初の実戦へ
  • 真冬の朝でも慌てない、キー無反応でも100%動く隠しルートとは
  • なぜ今マツダなのか、韓国ユーザーの“意外な反応”が話題
  • 電動化の時代に“3.8秒”を叩きつけたM2 CS、BMW最後の反逆
  • 観光も大学も中国人が減れば即崩壊?日本が“ここまで依存国家だった”悲しい現実
  • 【米中急接近】ウクライナ停戦・台湾問題で“協力が不可欠”となり、「二大勢力が歩み寄る」構図が鮮明に
  • あれほど対立していたのに、トランプが“意外な笑顔”「マムダニは最高の市長になる」と持ち上げた理由
  • 新婚俳優カップル、結婚式で“くるみ饅頭ブーケ”をサプライズ披露…デザート愛とユニーク演出が話題

おすすめニュース

  • 1
    俳優イ・ジフン、父の推薦曲で勝負!第2子誕生準備と並行しながらも熱戦ステージ

    エンタメ 

  • 2
    TXT・ヨンジュン、個性全開の初ソロアルバムで世界を魅了…日本オリコンでも3位にランクイン

    エンタメ 

  • 3
    K-POPガールズグループ初の快挙! ILLIT、“新人賞”に続き“優秀作品賞”2年連続受賞

    エンタメ 

  • 4
    LE SSERAFIM&ILLITファン、NewJeans復帰に抗議トラックデモで激突…K-POP界に緊張走る

    エンタメ 

  • 5
    未成年交際疑惑と契約トラブル…有名俳優キム・スヒョン、裁判所で広告主との初弁論が始まる

    エンタメ 

話題

  • 1
    「顔を合成し性的映像を流布」人気アイドルを狙った20代男…罰金160万円&治療プログラム40時間

    エンタメ 

  • 2
    「年末まで休養に専念」TWICE・チェヨンの休止発表でファンも騒然…健康問題と活動影響を詳報

    エンタメ 

  • 3
    「メンバーを苦しめるな」NewJeansファンが事務所ADORに“ファックス総攻撃”…内部対立続く

    エンタメ 

  • 4
    “狭い地下オフィス”は誤解?人気クリエイター、視聴者からの指摘を受け謝罪&動画非公開に

    エンタメ 

  • 5
    妊娠疑惑はガセ!華麗なるカップル、シン・ミナ&キム・ウビン 10年の交際を経て結婚発表

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]