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イーサリアムの低迷が続く中、RSIが示す底値形成の可能性!2018年強気相場再来の予感?

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暗号資産(仮想通貨)イーサリアムの価格は、最近2,000ドル(約29万8,110円)を突破し回復の兆しを見せていたが、米国の物価指標の影響を受け、再び2,000ドルを下回った。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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「ビットコイニスト(bitcoinist)」の報道によると、今回の下落は短期的な調整の可能性があるものの、過去数か月間にわたるイーサリアムの低迷傾向を改めて浮き彫りにした。特に、市場全体が強気相場にあったにもかかわらず、イーサリアムが相対的に低調な動きを示した点が注目される。

こうした中、技術的分析の観点から注目すべきシグナルが検出され、投資家の関心を集めている。

28日(米国時間)、公認市場技術者(CMT)のトニー・セベリーノ氏は、X(旧Twitter)で、イーサリアムの月間RSI(相対力指数)が2018年の弱気相場時の水準に達したと指摘した。同氏は、イーサリアムが現在底値を形成しつつあり、反発の準備段階に入った可能性があるとの見方を示した。

相対力指数(RSI)は資産価格の変動の速さと大きさを測定する技術的指標で、買われ過ぎや売られ過ぎの状態を判断するのに用いられる。一般的にRSIが70を超えると買われ過ぎ、30を下回ると売られ過ぎと見なされる。セベリーノ氏によると、現在のイーサリアムの月間RSIは、2018年と2022年に記録された主要な底値水準と類似しているという。当時もこの指標は、極端な下落後の反発の前兆となった。

実際、イーサリアムは2018年の弱気相場で約120ドル(約1万7,973円)まで下落したが、その後約4,000%近く上昇し、史上最高値の4,878ドル(約73万604円)を記録した。また、2022年5月と11月に暗号資産市場が急落した際も、RSIが底値を付けた後に反発を見せた。今回も同様のパターンが繰り返された場合、現在1,800ドル(約26万9,595円)台で推移しているイーサリアム価格が再び上昇に転じる可能性もある。

ただし、セベリーノ氏は今回の状況が2018年と完全に同一致するわけではないと指摘する。当時のイーサリアム価格は、最高値から約94%下落した後にRSIの底値が形成された。一方、現在の下落幅は最高値から約63%、直近の高値から約56%にとどまっている。このため、さらなる下落の可能性を完全に排除するのは時期尚早だとの見解を示した。

30日(日本時間)午前、イーサリアム価格は一時的に24時間で約7%下落した。この急落は、米国の2月物価指標発表を受けたもので、特にコア個人消費支出(PCE)価格指数が前月比0.4%、前年同月比2.8%上昇し、市場のインフレ懸念を強めた。これにより、暗号資産だけでなく株式市場全体にも悪影響が及び、ナスダック100やS&P500などの主要指数も軒並み下落した。

専門家らは、RSIが短期的な価格動向を予測する上で有用なツールではあるものの、絶対的な指標ではなく、他の指標や市場環境と併せて総合的に解釈することが重要だと指摘する。そして、イーサリアムが再び上昇トレンドに転じるか、それとも調整局面が続くかは、世界経済の指標や投資家心理によって左右されると予想している。

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editor@kangnamtimes.com

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