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トランプ政権後、政治的信念で拘束された美人のロシア人科学者…移民取り締まりの新たな危機

佐藤美穂 アクセス  

引用:モスクワ・タイムズ
引用:モスクワ・タイムズ

「実験用サンプル」未申告でビザ取り消し

ロシア追放の代わりにフランス行き選択も身柄を拘束

フォーブス「移民取り締まりの政治化が懸念すべき傾向」

米トランプ政権の厳しい移民政策が続く中、ロシアのウラジミール・プーチン大統領を批判した過去を持つ米ハーバード大学所属のロシア人科学者が米国への再入国の際に移民当局に拘束され、物議を醸している。

フォーブスなど米メディアの30日(現地時間)の報道によると、ハーバード大学医学大学院の研究員であるクセニヤ・ペトロワ氏(32)は、先月16日、フランス旅行を終えて米国に入国しようとした際、税関・国境警備局(CBP)の職員に拘束された。

問題となったのは、ペトロワ氏が所持していた実験用のカエルの胚サンプルだった。

CBPは彼女がこのサンプルを税関に申告しなかったとして入国を拒否し、ビザを取り消した。

当初、CBPはペトロワ氏に2つの選択肢を提示した。一つはフランスに戻って改めてビザを申請すること、もう一つはロシアに強制送還され、5年間米国への入国を禁止されることだった。

しかし、ペトロワ氏がフランス行きを選び、「ロシアに戻れば政治的な迫害を受ける恐れがある」と述べたところ、CBPは彼女の拘束を決定したという。

ペトロワ氏は2022年、プーチン大統領とウクライナ侵攻に反対する抗議活動に参加し、逮捕された経歴がある。

ペトロワ氏は今回の移民当局の措置が過剰だとして裁判所に訴えを起こした。

彼女の弁護側は申告漏れに対しては本来、罰金や該当物品の没収といった対応が妥当であるにもかかわらず、CBPが権限を逸脱してビザを取り消したと主張している。

また、ペトロワ氏の反プーチン的な政治的立場が確認された後に拘束が決まった点を問題視している。

これに対しフォーブスは「ペトロワ氏の件は決して孤立した事例ではない」と指摘し、「トランプ政権以降、『不都合』とみなされた政治的見解を持つ個人を標的にした移民取り締まりが驚くほど増加している」と批判した。

実際、今月9日には、携帯電話にトランプ大統領を批判するメッセージが含まれていたという理由で、フランス人科学者が米国への入国を拒否された。

13日には携帯電話にレバノンの武装組織ヒズボラの元指導者である故ハサン・ナスラッラーの写真を所持していたという理由で、レバノン国籍の米ブラウン大学教授が空港で強制送還された。

また、親パレスチナ抗議活動に参加したことが理由で移民当局の標的となったコロンビア大学の韓国系学生は裁判所から追放措置の差し止め命令を勝ち取った事例もある。

フォーブスは「ペトロワ氏の事例や、政治的信念により追放の危機に直面した他の人々の事例は、移民取り締まりの『政治化』という憂慮すべき傾向を浮き彫りにしている」と指摘した。

佐藤美穂
editor@kangnamtimes.com

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