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韓国·光明トンネル崩落、生死の72時間…地獄の地下40メートル、悪天候で救出作業難航

望月博樹 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

韓国の京畿道光明市(キョンギド・クァンミョンシ)の新安山(シナンサン)線地下トンネル工事現場で発生した崩落事故により、作業員1名が48時間以上行方不明となっており、消防当局は3日目の救助活動を続けている。週末に全国を襲った雨や強風などの悪天候の影響で、さらなる崩落の危険性が懸念され、消防当局は十分な救助活動を行えない状況に置かれている。

救助活動再開のめど立たず

13日、京畿消防災難本部によると、消防当局はこの日午前10時から現在まで事故現場で関係機関とともに状況判断会議を継続している。前日夜から中断している捜索作業の再開時期について協議が行われている。現場関係者は「地盤の安定性の問題から、捜索再開は困難との現場判断が出ている」と述べた。

11日午後3時13分頃、ポスコE&Cが施工中の京畿光明市の新安山線複線電鉄第5-2工区で地下トンネルとその上部道路が崩落する事故が発生した。この事故で作業員2名が孤立・行方不明となった。

このうち20代の重機オペレーターA氏は、事故発生から約13時間後の12日午前4時31分に奇跡的に救出された。ポスコE&C所属の50代作業員B氏は依然として行方不明のままだ。救助当局はB氏が地下35~40メートルの深さにあるコンテナ内に閉じ込められていると推測しているが、正確な位置や生存の可否は確認できていない。

悪天候で縮まる「ゴールデンタイム」

救助当局は事故直後から行方不明者の捜索活動に全力を注いでいたが、前日午後8時頃、強い雨風と構造物のさらなる落下の兆候により捜索活動を全面中止した。救助隊員が異常音を察知し、一部の構造物が落下する現場を目撃したため、安全を優先して撤退を決定したのだ。

光明市では前日1日で平均約20ミリの降雨を記録した。強風注意報も発令中だ。前日の最大瞬間風速は13.4メートル毎秒に達した。この日も断続的な雨が予報されている。予想降水量は5ミリ程度だ。強風注意報は夕方遅くに解除される見込みだ。問題は、埋没事故の被害者のゴールデンタイムが72時間とされる中、捜索活動を長時間中断したままにするのはいけないということだ。

消防当局は安全が確保され次第、作業を再開する方針だ。いつでも捜索に着手できるよう、人員やクレーンなどの機材も現場で待機させている。5つの救助隊と350トン級・500トン級の大型クレーン、ドローン、そして救護支援車両などが配備されている。安全が確認された区域では、限定的な捜索活動が行われる可能性もある。

事故対応のタイミングに疑問の声

引用:文振碩(ムン・ジンソク)議員室
引用:文振碩(ムン・ジンソク)議員室

一部では、今回の事故が崩落の危険性が事前に予見されていた人災だという批判が上がっている。前日、文振碩(ムン・ジンソク)民主党議員室が入手した初動状況報告書によると、事故の約17時間前の10日午後9時50分頃、「2アーチのトンネルの中央支柱の損傷」が確認されていた。関連写真には複数のコンクリート支柱が深刻に損傷している様子が写っていた。

ポスコE&C側は支柱の損傷を認識した直後、現場作業員17名を避難させ作業を中止したが、管轄自治体である光明市への通報は11日深夜を過ぎてからだった。その後、同日午前7時から補強工事と安全点検が進められている最中に午後になって崩落が発生し、行方不明事故につながったのだ。

警察は事故直後、現場付近1キロ区間の道路を全面通行止めにし、現場作業員らへの事情聴取を進めている。現場の収束後、本格的な事故原因の究明と責任追及の手続きが行われる見通しだ。国土交通部も前日、事故対策会議を開き、建設事故調査委員会の設置に着手した。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

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