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トランプ氏「ロシアの攻撃はミス」発言に波紋…34人死亡の惨劇も軽視、バイデン政権に責任転嫁

竹内智子 アクセス  

ドナルド・トランプ米大統領は、ウクライナに対するロシアの弾道ミサイル攻撃を「ミス」程度のものとして軽視した。さらに、ウクライナ戦争の責任を前政権のジョー・バイデン政権に転嫁した。

13日(現地時間)、米メディアは、トランプ大統領が大統領専用機エアフォースワン機内で記者団と会見し、ロシアの攻撃について「彼らがミスを犯したと聞いたが、恐ろしいことだ」と述べたと報道した。ロシアはこの日、ウクライナ北東部スームィ州を標的に弾道ミサイル攻撃を行った。

復活祭の1週間前の日曜日、人々で賑わう都心を襲ったミサイルにより少なくとも34人が死亡し、117人が負傷したにもかかわらず、攻撃の重大性を「ミス」程度に矮小化した。「ミス」という表現の説明を求められると、ロシアに問い合わせるよう話をはぐらかした。

特に、ウクライナ戦争の責任をバイデン前大統領に押し付けた。トランプ大統領は「戦争そのものが恐ろしいことだと思う」とし、「そのため戦争が始まったこと自体が権力の乱用だ」と主張した。

さらに「これはバイデン前大統領の戦争であり、私の戦争ではない」と述べ、バイデン前大統領が数十億ドルを投じて戦争の勃発を「許可」すべきではなかったと批判した。自身が政権を握っていればウクライナ戦争は起きなかったという主張も繰り返した。

彼は「選挙が不正操作されていなければ、戦争は絶対に始まらず、多くの命が救われていただろう」とし、「多くの命を救うために戦争を止めようとしている」と述べた。

トランプ大統領は就任以来、ウクライナの停戦交渉を推進しているが、まだ目立った成果は上がっていない。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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