メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

中国のレアアース禁輸に怒ったトランプ!アメリカ領海で「資源戦争」準備

川田翔平 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

米国のトランプ政権が太平洋深海の鉱物採掘に関する行政命令に署名する準備を進めている。これは中国のレアアース(希土類)供給独占への対抗策であり、重要鉱物が原油やその他の金属とともに連邦備蓄資源リストに含まれる見通しだと、12日(現地時間)に英経済紙フィナンシャル・タイムズが報じた。

中国政府は2日、トランプ政権が中国製品への関税を145%に引き上げたことを受け、11日に7種類の希土類の輸出を保留した。フィナンシャル・タイムズは消息筋の話として、太平洋深海のマンガン団塊が中国の資源武器化に対抗する米国の戦略的資源となる可能性が高く、行政命令を通じて開発を加速させる狙いがあると伝えた。米中対立時に鉱物供給が遮断されるリスクに備え、米領海内の膨大な資源確保を目指す内容が今回の行政命令に盛り込まれる見込みだ。

同紙によると、米国は重要鉱物の自給に向けて海底鉱物の採掘やウクライナとの鉱物協定を推進しており、グリーンランドやカナダとの合併を示唆するのも、こうした重要資源が目的だという。深海底のジャガイモ大の団塊には、ニッケル、コバルト、銅、マンガンなど、電池や電線、弾薬製造に必要な鉱物や希土類が含まれている。

トランプ政権1期目に大統領副補佐官兼米国国家安全保障会議(NSC)の首席補佐官を務めたアレクサンダー・グレイ氏は、中国が、深海を米国との経済・軍事競争の最前線と見なしているとし、ホワイトハウスは造船業とともに重要鉱物など脆弱な分野の強化を図っているようだと述べた。

これまで米共和党は海底資源開発の必要性を訴えてきたが、米国は採掘に向けた国際交渉に消極的な姿勢を示してきた。海底資源の開発がサンゴ礁を破壊し、特定生物の生息地を脅かす可能性があることや、低コストのインドネシア産ニッケルとの競争、中国の希土類生産量に匹敵する採掘が可能かといった疑問も提起されてきた。

一方、中国の輸出規制により、希土類の埋蔵量で中国に次ぐオーストラリアが恩恵を受けると予想されている。先週の中国の希土類の規制発表を受け、投資家が長期投資を行ったことで、一部のオーストラリアの小規模鉱山企業の株価が10%以上急騰した。オーストラリアは、電気自動車のモーターなどに使用され、高温に耐えられる磁石の原料となる希土類のジスプロシウムとテルビウムを生産してきた。フィナンシャル・タイムズは、中国の輸出規制による供給網の混乱を好機と捉え、オーストラリアの企業が特需を狙える立場にあると伝えた。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • アサヒに“業界激震級ランサム攻撃”…売上20%減・191万件流出・競合まで巻き込む供給崩壊の連鎖
  • 「Appleよ、普及モデルiPadにA19搭載か!」——内部コードが示した“衝撃の戦略転換”
  • 「見苦しい国会に火をつけた」...韓国で軍務員が放火で逮捕!落ち葉を次々点火、国会が煙に包まれる
  • 「中国空母、異常航路で日本本土へ接近」露わになった“侵略野心の最終段階”
  • 「原油は我々が頂く!」米軍ヘリが急襲、“闇原油ネットワーク”を一斉摘発…ベネズエラ沖で前代未聞の拿捕作戦
  • 「頑固で融通が利かない!」 トランプ氏、“0.25%利下げ”にブチ切れ 任期最後まで痛烈罵倒

こんな記事も読まれています

  • トヨタV8の最終進化か…2000GTとLFAが震えた新型GR GTの“禁断ハイブリッド”
  • ほぼ全ドライバーが知らない“長押しだけで生還できる”非常操作
  • 「日本の最後の砦が揺れた」中国がガソリン車まで奪取へ…2025年は逆転元年か
  • 「脱出“ゼロ秒”の罠」電動ドアが沈黙、炎上モデル3が示したEV最大の死角
  • ミュージカル界のアイドル、“笑えるけど痛かった”脱毛体験とファンサービス秘話を告白
  • グラミー賞候補の世界の舞台で輝いた71歳オペラ歌手が自宅で死亡…容疑者は息子?
  • 「生命は宇宙から来たのか?」小惑星ベンヌ試料が示した衝撃の証拠…RNAの材料がすべて発見される
  • 芸能人個人所得1位で韓国ギネスブックにも認定された俳優…全盛期のリアルな日常を赤裸々公開

こんな記事も読まれています

  • トヨタV8の最終進化か…2000GTとLFAが震えた新型GR GTの“禁断ハイブリッド”
  • ほぼ全ドライバーが知らない“長押しだけで生還できる”非常操作
  • 「日本の最後の砦が揺れた」中国がガソリン車まで奪取へ…2025年は逆転元年か
  • 「脱出“ゼロ秒”の罠」電動ドアが沈黙、炎上モデル3が示したEV最大の死角
  • ミュージカル界のアイドル、“笑えるけど痛かった”脱毛体験とファンサービス秘話を告白
  • グラミー賞候補の世界の舞台で輝いた71歳オペラ歌手が自宅で死亡…容疑者は息子?
  • 「生命は宇宙から来たのか?」小惑星ベンヌ試料が示した衝撃の証拠…RNAの材料がすべて発見される
  • 芸能人個人所得1位で韓国ギネスブックにも認定された俳優…全盛期のリアルな日常を赤裸々公開

おすすめニュース

  • 1
    生まれる前から「知能で選別」英国で“禁断の胚ショッピング”拡大

    トレンド 

  • 2
    「パイロット死亡でも続行」世界が凍りついたドバイの判断…初の墜落事故の裏で何が

    トレンド 

  • 3
    トヨタV8の最終進化か…2000GTとLFAが震えた新型GR GTの“禁断ハイブリッド”

    フォトニュース 

  • 4
    ほぼ全ドライバーが知らない“長押しだけで生還できる”非常操作

    フォトニュース 

  • 5
    「日本の最後の砦が揺れた」中国がガソリン車まで奪取へ…2025年は逆転元年か

    モビリティー 

話題

  • 1
    トヨタ“100万台の衝撃”、ハイブリッド独走で世界勢力図が書き換わる

    モビリティー 

  • 2
    「臓器移植で感染」...“致死率100%”の狂犬病ウィルス、ドナーから患者へ伝播し死亡!

    トレンド 

  • 3
    わずか3歳で世界チェスランキング入り! インドの“史上最年少ランカー”誕生に世界が騒然

    トレンド 

  • 4
    「日本人も対象?」出国税3倍で国民困惑、政府の説明は…

    ライフスタイル 

  • 5
    「橋が崩落した…」英国で列車が1時間半ストップ → 実は“フェイク写真”だった!?

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]