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性的加害疑惑に続き…「血の銃撃事件」証拠に全米注目!米芸能界の超大物、どこまで落ちぶれるのか

望月博樹 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

パフ・ダディ(Puff Daddy)という芸名で知られるアメリカのヒップホップ界の大物、ショーン・コムズ氏(56)は、性売買や恐喝共謀などの容疑で裁判中だ。そんな中、2022年9月に彼の録音スタジオで起きた銃撃事件について、警察が適切な調査を行っていなかったとの疑惑が浮上した。

15日(現地時間)、USAトゥデイは「独自入手したロサンゼルス警察の18ページに及ぶ銃撃事件報告書に、血なまぐさい現場についての言及が一切なかった」と指摘した。

この事件は、コムズ氏と仕事をしていた男性プロデューサー、リル・ロッドことロドニー・ジョーンズ氏が裁判過程に疑問を呈したことによって注目された。ジョーンズ氏はコムズ氏から性的嫌がらせを受け、薬物使用を強要されたと主張し、民事訴訟を起こしていた。ジョーンズ氏は「銃声が鳴った時、閉じられたバスルームのドアから60cm離れていた」と述べ、「ドアが開くと、コムズ氏と息子のジャスティン・ディオール・コムズ氏が出ていった。そして一人の男性が銃傷を負い、胎児のような姿勢で床に血を流していた」と主張した。

その後、ジョーンズ氏は被害者の体の傷を圧迫し、周囲の人々に「救急車を呼べ」と指示したという。ジョーンズ氏は、床に飛び散った血痕や、トイレとその周辺に散乱した衣服、汚れた紙タオルなどの写真を証拠として訴訟に提出した。さらに「その日着ていた服をまだ保管している」とし、「被害者のDNAが残っている可能性がある」と述べた。

しかし、ジョーンズ氏の主張とは裏腹に、USAトゥデイが入手した警察の事件報告書には現場に関する言及がなかった。USAトゥデイは「警察はスタジオの外で起きた争いに重点を置いており、これはジョーンズ氏の訴訟で描写された状況とは大きく異なる」と指摘した。

そして「銃撃事件は建物内部の3人の男同士の争いによるものなのか、それとも警察の報告書にあるように音楽界の大物(コムズ氏)とは無関係の外部からの強盗未遂事件なのか、実際に何が起きたのか疑問が残る」と述べた。

ジョーンズ氏は「コムズが警察に『(被害者が)激しい口論の後、家の外で車を運転中に銃撃された』と言うよう指示した」と述べた。しかし、コムズ側の弁護士は「彼と彼の息子は決して容疑者ではなく、取り調べを受けたこともない」と容疑を否定した。

USAトゥデイは、コムズ氏とその息子が銃撃事件発生時にスタジオ内にいたにもかかわらず、尋問を受けなかったことに疑問を呈した。これに対して弁護士は回答を避けた。ロサンゼルス警察の広報官も「担当刑事に連絡が取れない」との立場を示した。なお、被害者は一命を取り留めたが、USAトゥデイの取材依頼には応じなかった。

コムズ氏は、ジョーンズ氏の民事訴訟提起から6か月後の昨年9月、恐喝共謀、性売買、売春斡旋などの容疑で逮捕され、拘留状態で裁判を受けている。コムズ氏はすべての容疑について無罪を主張している。

ジョーンズ氏の訴訟は、ニューヨーク南部の地方裁判所に係留中だ。ジョーンズ側の弁護士は、訴状で銃撃事件が内部で発生したことを裏付ける目撃者数名と話したが、その名前の公開は拒否したという。

コムズ氏はジョーンズ氏の件だけでなく、1990年代から性的暴行を受けたと主張する数十件の民事訴訟も抱えている。その一つは元恋人のキャシー・ベンチュラ氏が起こしたもので、2016年にロサンゼルスのあるホテルの防犯カメラ映像にコムズ氏から暴行を受ける様子が捉えられていた。この映像は昨年CNNを通じて公開されたが、コムズ氏の弁護士はこの映像が改ざんされたものであると主張した。

コムズ氏は1996年に何者かに射殺された2パック氏に関し殺人教唆の疑いも持たれている。2023年9月、2パック氏殺害事件の容疑者が事件から27年を経て逮捕されたが、彼はコムズ氏から2パック暗殺のために100万ドル(約1億4,283万円)を提示されたと主張している。コムズ氏は2パック氏殺害に関する文書に77回も名前が登場したとされる。

1993年にバッド・ボーイ・レコードを設立し音楽界に進出したコムズ氏は、作詞・作曲・プロデュースに長けたミュージシャンだ。マライア・キャリー、ノトーリアス・B.I.G.、ボーイズIIメンなどのヒップホップやR&Bの有望株や著名なアーティストと共に仕事をしてきた。アメリカ東海岸系のヒップホップを代表する伝説的存在として名声を得てきたが、キャシー・ベンチュラ氏の性犯罪告発以降、コムズ氏から性的被害を受けたと主張する男女は120人を超えている。

現在、コムズ氏はブルックリンのメトロポリタン拘置所に収監されている。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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