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中国が米航空機を「拒否」!ボーイング737MAXを3機返品、欧州製機へ転換か?

川田翔平 アクセス  

引用:kangnamtimes*この画像は記事の内容と一切関係ありません

中国が最近、ボーイング737MAX3機を返品したとの報道が出た。

米中間の貿易戦争が激化する中、中国当局が各航空会社にボーイング機の受領を控えるよう命じたとされており、今回の返品もその影響とみられる。

「バロンズ」は17日(現地時間)、「ANA WORLD AIR CURRENT(エイ・エヌ・エー・ワールド・エア・カレント)」の報道を引用し、中国舟山(しゅうざん)のボーイング最終組立センターで完成された737MAXの3機が、ボーイングの航空機製造拠点であるアメリカ・ワシントン州シアトルに返送されたと伝えた。

背景には、深刻化する米中貿易摩擦がある。

アメリカのドナルド・トランプ大統領は2日、中国に対して34%の関税を課し、中国も即座に報復関税を実施。さらにトランプ大統領は9日、既存の相互関税に50%の関税を追加した。

加えて、トランプ大統領が就任した後、中国からのフェンタニルの流入阻止に成果がないとして20%の関税を課し、合計145%の関税を課すことになった。

これに対抗し、中国もアメリカからの輸入品に対して125%の関税を課した。

中国はまた、アメリカのハイテク産業や軍需産業を圧力をかけるため、レアアースの輸出制限にも乗り出しているとされる。

こうした状況の中、ボーイングは両国の間で板挟みとなっている。

737 MAXの返品理由は明確にはなっていない。

当局の指示による可能性もあるが、関税の影響で価格が大幅に上昇したために、航空会社が経済的理由で受け取りを拒否したとも考えられる。

従来の価格に中国が課す125%の関税が加わると、航空機の価格が2倍以上に跳ね上がるため、中国の航空会社が米国製のボーイング機から欧州製のエアバス機へと乗り換えるのも無理はない。

当局の指示がなくても、125%の関税だけで航空会社がボーイングとの取引を全面的に中止する可能性は高い。

バーティカル・リサーチ・パートナーズのアナリスト、ロブ・ストラッド氏は17日の分析ノートで「これらの航空機は中国の厦門(アモイ)航空と中国国際航空(エアチャイナ)など2社に引き渡される予定だったが、これらの航空会社は航空機の引き渡しを拒否した」と指摘した。

ストラッド氏は「ボーイング機が中国に引き渡されたのは4月8日が最後で、この日はアメリカが中国との貿易戦争を開始する前日だった」と説明した。

ストラッド氏はボーイング株に対して「保有(中立)」の評価を維持し、目標株価を146ドル(約2万789円)とした。

なお、ボーイングは今後20年間に中国で必要とされる民間航空機は約9,000機に上ると予測しており、そのうち約半数を自社、残りはエアバスからの供給を目指している。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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