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“飛ぶ銃弾”までカメラに収めた執念の取材!トランプ襲撃報道チームが米ジャーナリズム最高峰ピューリッツァー賞に輝く

梶原圭介 アクセス  

米国で最も権威あるジャーナリズム賞であるピューリッツァー賞の選考委員会は、昨年7月のドナルド・トランプ大統領の襲撃事件を速報で伝えたワシントン・ポスト紙の取材チームとニューヨーク・タイムズ紙の記者、ダグ・ミルズ氏を今年の受賞者に選んだ。

選考委員会は5日(現地時間)、第109回ピューリッツァー賞の受賞者を発表した。

速報部門では、昨年7月13日のトランプ大統領の襲撃事件を速報で伝えたワシントン・ポスト紙の取材チームが選ばれた。

選考委員会は「伝統的な警察取材と視聴覚技術を駆使し、詳細な描写と鋭い分析を通じて、緊急性と洞察に富んだ報道を行った」と評価した。

速報写真部門では、同じ事件を取材したニューヨーク・タイムズ 紙のダグ・ミルズ氏が選ばれ、「トランプ候補(当時)の演説中に空中を飛ぶ銃弾までとらえた」と選考理由を述べた。

ジャーナリズム部門の全15賞のうち、漫画・イラスト部門でもトランプ大統領に関連する人物が受賞した。その一人が、 ワシントン・ポスト紙のオーナー、ジェフ・ベゾス氏がトランプ大統領に札束を渡す場面を風刺した漫画を描いたが、掲載を拒否されたため今年1月に辞職したアン・テルネス氏だ。

選考委員会はテルネス氏について「巧みかつ創造的に権力者と機関を批判し、17年間勤めた組織を去る勇気を持った」と評価した。

さらに、 ニューヨーク・タイムズ紙は米国社会におけるフェンタニル危機や軍の問題に関する報道で、3つのピューリッツァー賞を追加で受賞した。

ピューリッツァー賞は、毎年米国の新聞ジャーナリズム、文学、芸術分野で顕著な貢献をしたジャーナリストや芸術家に贈られる賞で、1917年から現在まで続いている。

今年のピューリッツァー賞は、昨年ジャーナリズムで活躍した人々を15部門で表彰し、さらに書籍・音楽・映画の8部門でも授与された。

公益部門の受賞者には金メダルが贈られ、他の受賞者には1万5,000ドル(約215万円)の賞金が授与される。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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