メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「なぜ他国の戦争で我々の若者が…」北朝鮮住民に広がる衝撃、ついに公式認めたロシア派兵の実態

荒巻俊 アクセス  

引用:X(旧ツイッター)
引用:X(旧ツイッター)

北朝鮮が先月28日、労働新聞などを通じてロシアへの派兵を初めて公表したことに対し、一部の住民が衝撃を受けたと伝えられている。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の住民情報筋は同日、自由アジア放送(RFA)に「今日、新聞とテレビで我が軍人たちがロシアを支援しウクライナ戦争に動員されたという事実が初めて報じられた」と述べ、「一日中この話題で持ちきりだった」と伝えた。

この情報筋は「軍人たちのロシア派遣を知っていた人も一部いたが、知らない人の方が多かった」とし、「住民の大多数が、遠いヨーロッパの地で起きた戦争に我が軍人たちが派遣されたという事実に非常に驚いている」と語った。さらに「昨年末、軍人たちがウクライナ戦場に派遣されるという噂が広まった」とし、「当時、保衛部や安全部が総動員され『デマを流すな』『根拠のない噂を信じるな』と厳しく取り締まっていた。そんな当局が、なぜ今になって事実を公表したのか理解に苦しむ」と述べた。

また「作業中に数人でタバコを吸いながら『一体何人が戦死したのか、すぐに平壌(ピョンヤン)に戦闘偉勲碑を建てるというのか』という声も上がった」とし、「他国の戦場で命を落とした軍人たちがどれほど無念だろうか、その親たちの心中を案じる人もいた」と伝えた。

先に金正恩総書記はロシアへの派兵を公式に認め、「我が首都にまもなく戦闘偉勲碑が建立されるだろう。犠牲となった軍人たちの墓前には、祖国と人民からの永遠の祈りを込めた花束が捧げられるだろう」と述べていた。

咸鏡北道の別の住民情報筋も「皆が落ち着かない様子だ」とし、「当局がウクライナ戦場で戦死した軍人たちを追悼する記念碑を平壌に建てると言っているが、それで子を失った親の心が癒されるだろうか。なぜ他国の戦争で我々の若者たちが命を落とさなければならないのか、本当に理解できない」と語った。

この情報筋は「軍隊に行った息子や兄弟が戦場に送られたのではないかと、すぐに確認しなければと考える人も多かった。一方で、暴風軍団などの特殊歩兵部隊が主に派遣されたという話に『うちの子は空軍や海軍にいる』と安堵する様子も見られた」と伝えた。さらに「数か月前に軍人たちがロシアに派遣されたという噂が流れたが、結局それが事実だった。今まで真実を隠していた当局を遠回しに非難する人もいた」と付け加えた。

この情報筋は「このような状況下で軽率な発言をすれば大きな被害を被ることをよく知っている人々は、他人の前では『我が軍部隊のロシア派遣がいつ始まったのか、派遣規模はどの程度なのか』といった程度の質問しかしない」とし、「しかし、実際に知りたいのは、果たして死傷者が何人出たのかということだ」と述べた。

北朝鮮は派兵を公式発表した翌日の29日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の派兵感謝声明を住民に公開した。これは派兵の正当性を強調し、数千人の死傷者発生に伴う民心の離反を防ぐ意図があると解釈された。韓国国家情報院は30日、北朝鮮軍が2回にわたり総計1万5,000人をロシアに派兵し、死亡600人を含む総計4,700人の死傷者が出たと把握していると明らかにした。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「EUのロシア凍結資産戦略が粉砕寸前」米国が凍結解除を強行、さらに“15兆円要求”で欧州は絶体絶命
  • 中国「米中首脳通話は米側の発信」…“前向きな雰囲気”を強調
  • 「終戦目前だ」と吠えるトランプ、しかしロシアは嘲笑・共和党も“ポンコツ”断罪…揺らぐ和平の行方
  • 「トランプ氏にアピールか?」次期FRB議長候補、労働市場悪化を理由に“追加利下げ”主張!
  • 「ロシア脅威で再武装する欧州...」ドイツは“徴兵制”復活、ポーランドは“全国民軍事訓練”で反撃体制へ!
  • 「トランプ、米国第一が暴走」外国人労働者は使い捨て…露わになった‟危険な製造業戦略”

こんな記事も読まれています

  • 日本の渋滞はこうして生まれる、1台の減速が都市全体を止める“連鎖ショック”
  • 日産N6が中国で価格破壊、20kWh級PHEVの衝撃
  • 高級EVにも拡大する異常音、放置すれば重大故障につながる“危険サイン”
  • 世界が選ばないEV、テスラが回避率1位…マスク発言が決定打か
  • 「日本よ、再び彼が帰ってくる!」大谷翔平がWBC参戦を電撃表明…“たった一言”に列島が震えた
  • 「ドジャース撃破が夢だ」今井達也、“日本人ゼロ球団”志望の衝撃本音
  • 「朝から食べるな!」見た目はヘルシーでも体に毒…知らずに脂肪をためる“最悪の朝食メニュー”とは?
  • ミス・ユニバースにテロ組織の嫁が?家系スキャンダルが世界を揺らす

こんな記事も読まれています

  • 日本の渋滞はこうして生まれる、1台の減速が都市全体を止める“連鎖ショック”
  • 日産N6が中国で価格破壊、20kWh級PHEVの衝撃
  • 高級EVにも拡大する異常音、放置すれば重大故障につながる“危険サイン”
  • 世界が選ばないEV、テスラが回避率1位…マスク発言が決定打か
  • 「日本よ、再び彼が帰ってくる!」大谷翔平がWBC参戦を電撃表明…“たった一言”に列島が震えた
  • 「ドジャース撃破が夢だ」今井達也、“日本人ゼロ球団”志望の衝撃本音
  • 「朝から食べるな!」見た目はヘルシーでも体に毒…知らずに脂肪をためる“最悪の朝食メニュー”とは?
  • ミス・ユニバースにテロ組織の嫁が?家系スキャンダルが世界を揺らす

おすすめニュース

  • 1
    「試乗するつもりだった」盗難車で“歩道”を100m暴走、通行人11人をひき逃げ...現場には“ブレーキ痕ゼロ”!

    フォトニュース 

  • 2
    「お互いに身長を偽ってました」結婚1周年を迎えた芸人夫婦が身長コンプレックスを告白?

    エンタメ 

  • 3
    日本の渋滞はこうして生まれる、1台の減速が都市全体を止める“連鎖ショック”

    フォトニュース 

  • 4
    日産N6が中国で価格破壊、20kWh級PHEVの衝撃

    モビリティー 

  • 5
    「MVPの品格」大谷、打算抜きでWBC参戦表明!山本・佐々木と“ドジャース三銃士”が最強布陣へ前進

    スポーツ 

話題

  • 1
    高級EVにも拡大する異常音、放置すれば重大故障につながる“危険サイン”

    フォトニュース 

  • 2
    「最強の軍事力」米軍を攻撃したのに、‟一度も報復されなかった“イスラエル

    フォトニュース 

  • 3
    世界が選ばないEV、テスラが回避率1位…マスク発言が決定打か

    フォトニュース 

  • 4
    「欧州で走れば“違法”扱い?」サイバートラック、型式認証ゼロの衝撃

    フォトニュース 

  • 5
    「大谷が挨拶をやめた」MLBで“この1球団だけ”…その理由とは?

    スポーツ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]