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死刑執行直前の驚愕の言葉「トランプ大統領、アメリカを偉大に」5人殺害の”カサノバ・キラー”が残した謎のメッセージとは

有馬侑之介 アクセス  

米国の死刑囚が、死刑執行直前にドナルド・トランプ前大統領に「シャウトアウト(称賛の呼びかけ)」を送ったとして、USAトゥデイが15日(現地時間)に報じた。

「カサノバ・キラー」の異名を持つグレン・ロジャース(62)は、前日フロリダ州レイフォード州立刑務所で薬物注射による死刑執行の直前、「トランプ大統領、アメリカを引き続き偉大な国にしてください。私は逝く準備ができています」と語った。

この発言は、死刑執行の立会人として現場にいた『タンパベイ・タイムズ』およびAP通信の報道によって明らかになった。

しかし、これを聞いた被害者遺族たちは明らかに困惑した様子だった。犠牲者の一人の息子は、「一体どこから出てきた言葉なんだと思った」と語り、その妻も「まったく意味が分からなかった」と述べた。

ロジャースはこのほかにも、家族への愛を表現し、犯行で苦しめた人々に対して慰めの言葉を述べたという。

死刑判決の理由は?

ロジャースは5人の殺人罪で有罪判決を受けており、そのうち4人は赤毛の30代のシングルマザーだった。1995年、当時33歳の彼は端正な容姿と巧みな話術で彼女たちを誘い、殺害したとされ、「カサノバ・キラー」と呼ばれるようになった。また、被害者がカリフォルニア、ミシシッピ、ルイジアナ、フロリダと複数の州に分かれていたことから「クロスカントリー・キラー」とも呼ばれた。

被害者の妹の一人は、法廷で「彼は獣のようだ。私が想像し得る中で最も邪悪な存在」と語っていた。

ロジャースはオハイオ州ハミルトン出身で、逮捕直後には70人以上を殺害したと主張したが、これを裏付ける証拠は見つかっていない。

彼は執行当日の午後6時16分に死亡が確認され、今年米国で執行された16人目の死刑囚、フロリダ州では5人目の死刑囚となった。来週はテキサス、インディアナ、テネシー各州で3件の死刑執行が予定されており、いずれも男性である。

引用:USA Today
引用:USA Today

被害者の女性たち

ロジャースが殺害した被害女性の一人、サンドラ・ギャラガー(33)は、カリフォルニア州サンタモニカに住む3人の子どもの母親だった。彼女は1995年9月28日、炎上した車の中から遺体で発見された。その夜、バーでロジャースと出会ったとされている。

その後、わずか6日間のうちに3人の女性が殺害された。

リンダ・プライス(34)はミシシッピ州ジャクソンの自宅バスルームで刺殺されているのが発見された。2人の子を持つシングルマザーで、一時期ロジャースと同居しており、母親には「彼は私の理想の人」と話していたという。

続いて、フロリダ州タンパのバーでロジャースと出会ったティナ・マリー・クリプス(34)は、その夜、近くのホテルで刺殺体として発見された。

さらに2日後、ルイジアナ州ボシアシティの自宅ベッドで、アンディ・ルー・ジャイルズ・サットン(37)が刺殺された状態で見つかった。彼女は4人の子を持つ母親だった。

トランプ氏との関連性は?

ロジャースが死刑直前に言及したトランプ大統領は、長年にわたり死刑制度の迅速な執行を主張しており、警察官殺害犯や麻薬密売人、人身売買犯に対しても死刑を科すべきだと述べてきた。

トランプ氏は今年初めの就任直後に連邦死刑制度を復活させる大統領令に署名しており、その中で「死刑は最も極悪な犯罪に対する唯一かつ正当な罰であり、建国の父たちはこれが正義と秩序の回復手段であることを理解していた」と記していた。

有馬侑之介
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