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【SNS即消し】インド軍、パキスタン迎撃アピール→実は「自軍のミサイル残骸」だった…恥ずかしすぎる大誤報

望月博樹 アクセス  

引用:インド陸軍西部司令部のSNSアカウント
引用:インド陸軍西部司令部のSNSアカウント

インド陸軍がパキスタンを対象とした「シンドゥール作戦」で大活躍したと宣伝映像を配布したが、逆に自国の被害事実が明らかになったため、関連投稿を削除した。18日(現地時間)、インド陸軍西部司令部はSNSを通じて「強力で有能なインド陸軍」、「難攻不落の防火壁」というメッセージと共に82秒の「戦果宣伝」映像を公開した。

「作戦シンドゥール」というタイトルが付けられた映像でインド軍は、7日にパキスタン軍が中国製多連装自走ロケットA-100、誘導多連装ロケットシステムのファター(Fatah)、無人戦闘機(UCAV)などでインドを脅かしたが、自国軍がロシア製ミサイルS-400で攻撃を防いだと述べた。

インド軍はパキスタンのミサイルが目標物に到達できなかったとし、その残骸は広大な草原に転がっていたと説明した。続いて報復的な「シンドゥール作戦」でインド軍はパキスタン軍を無力化し、「無慈悲な正確性、原初的な力、猛烈な自負心」を示したと自評した。

引用:インド陸軍西部司令部のSNSアカウント
引用:インド陸軍西部司令部のSNSアカウント
引用:インド陸軍西部司令部のSNSアカウント
引用:インド陸軍西部司令部のSNSアカウント

特に宣伝映像でインド軍は、パキスタン軍が核弾頭搭載可能で「怪物」と呼ばれる中距離弾道ミサイルのシャーヒーン(Shaheen)を発射したとし、インド軍はこれをS-400で阻止したという事実を初めて示唆し、当時の武力衝突による緊張がどの程度であったかを想像させた。

パキスタン軍はインド軍の核搭載可能なミサイル・アグニ(Agni)の対抗として1994年に射程800㎞のシャーヒーン1ミサイルを初めて試験発射した。その後、パキスタン軍はミサイル射程を徐々に増加させ、2015年に試験発射したシャーヒーン3ミサイルの射程は2,750㎞に達した。これはインド全域、特に東部国境まで到達可能なレベルである。パキスタン軍はシャーヒーン3の実戦配備について言及していないが、現在陸軍の戦略司令部が運用しているとされている。

シャーヒーンの発射が事実であれば、「核脅威」もそれだけ早まる懸念が大きい。インドの民放NDTVも翌日、「パキスタンがインドに向けて核弾頭搭載可能なシャーヒーンミサイルを発射し、インド軍はこれをS-400で迎撃した」と大々的に報じた。紛争地特派員出身の国防安全専門家で、現在NDTVの編集長兼アンカーとして活動中のシヴ・アルール氏も「重要なニュースであり、初の公式発表」と述べ、関連記事を紹介した。

しかし、その後思わぬところで論争が起こった。多国籍の軍事ブロガーやオープンソースインテリジェンス(OSINT・公開情報)の専門家たちが「宣伝映像でインド軍がパキスタン軍のミサイル残骸として紹介したものは、インド軍の長距離超音速巡航ミサイル『ブラモス』の残骸である」と指摘し始めたのだ。

引用:インド陸軍西部司令部のSNSアカウント
引用:インド陸軍西部司令部のSNSアカウント
引用:インド陸軍西部司令部のSNSアカウント
引用:インド陸軍西部司令部のSNSアカウント

7日、インド西部の国境地域ラジャスタン州で発見された残骸は、当初パキスタン軍が運用していた中国製の長距離地対空ミサイル・HQ-9の一部と推定されていた。しかし、「P-SK-310」と記された部品の破片が確認されたことで、分析の方向が一変した。

「P-SK-310」は、ブラモスミサイルを指すロシア式の表記と伝えられている。インドとロシアが共同開発した射程290km、最高速度マッハ3の超音速ミサイル「ブラモス(BrahMos・PJ-10)」は、インド陸・海・空軍に様々な形で配備されている怪物ミサイルである。

民間の専門家による分析が正しければ、インド軍は自国のミサイル残骸を、撃墜したパキスタン軍のミサイルの破片と誤って紹介したことになる。

引用:インド軍
引用:インド軍

論争を意識したためか、インド軍からは説明はなく、宣伝映像は現在閲覧できないようになっている。NDTVも、パキスタン軍の核ミサイル・シャーヒーンの発射および迎撃に関する報道を釈明なしに取り下げた。しかし、当該の映像と記事はSNSを通じて拡散され続けている。

先月22日、インド領カシミールでは恐ろしい銃撃テロが発生し、観光客など26人が犠牲となった。インドはこのテロの背後にパキスタンがいるとし、7日にミサイルを発射した。パキスタンも報復に出て大規模な武力衝突が起こった。

しかし、10日に両国が停戦について劇的に和解し、現在まで続いている。ただしインドは両国間の敏感な領域である「インダス川条約」の効力中断を続けており、両国間で武力衝突が発生する余地が残されている状況である。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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