
これからは、空が通勤路になる。
米国のエアタクシー開発企業のジョビー・アビエーション(Joby Aviation)が2026年の商業運航を目指し、急ピッチで準備を進めている。
12日、同社は自社ウェブサイトで航空機2機の同時飛行に初めて成功したと発表した。パイロット搭乗での垂直離着陸から水平飛行への切り換え成功発表からわずか2週間での成果を強調した。
現在、同社はデルタ航空とUberと提携し、ロサンゼルスとニューヨークを初期サービス都市として計画している。米連邦航空局(FAA)から型式証明(Type Certification)取得後、直ちに本格的なサービスを開始する予定だ。
一方、計6機の航空機を運用中の同社は、2024年に買収したオハイオ州デイトン国際空港内の製造施設で量産体制の構築を進めている。