パキスタン空軍、戦闘開始前に先制出撃し高度と速度で優位を確保

5月7日、カシミール上空でインドとパキスタン空軍が6年ぶりに展開した空中戦は、パキスタンの完勝に終わった。パキスタンはラファール、Su-30MKI、ミラージュ2000を1機ずつ実際に撃墜し戦果を証明したが、インドはパキスタン機撃墜の証拠を示せなかった。
戦力面ではインドが4.5世代以上の戦闘機約430機を保有し、パキスタン(約270機)を上回る。当日の投入機数もインド約80機、パキスタン約40機と2倍の差があったが、勝敗を分けたのは「数」ではなく、戦術・情報・基地運用だった。
パキスタンはインド戦闘機の通信をリアルタイムで傍受し、離陸時刻と経路を事前に把握。J-10CE・F-16C編隊をLOC(実効支配線)後方の高高度に配置し、戦闘空中哨戒(CAP)を展開した。速度と高度を先に確保したパキスタン機は、上昇中のインドのラファール・Su-30MKI・MiG-29を見下ろす形で交戦した。
高度・速度の優位はエネルギー優位に直結する。パキスタン機はPL-15E(射程145km以上)とAIM-120C-5(100km以上)の空対空ミサイルで先制攻撃を可能にし、インド機は上昇・加速でエネルギーを消耗しながら対応を迫られた。ラファールのRBE-2AAレーダー探知距離(208km)、Meteorミサイル射程(300km)も低高度の障害により威力を発揮できなかった。一方、J-10CEのKLJ-10A(200km)とF-16のAPG-68(V)9(110km)は十分な効果を発揮した。
敗因のもう一つは基地配置にあった。インド第17飛行隊のラファールは本来アンバラ空軍基地(LOCから230km)に配備されるはずだったが、緊張激化により最前線のバティンダ空軍基地(LOCから74km)に移動していた。撃墜されたラファールBS-001は、離陸直後の急上昇段階でミサイル攻撃を受けた。最新鋭戦闘機を旧型MiG-21の運用方式で使用した結果、被害を被ったといえる。インドはラファールの「スペクトラ」電子戦システムと優れたレーダーを過信したが、不十分な戦術は装備の性能を相殺してしまった。
戦闘の余波は防衛産業市場にも波及した。ダッソー・アビアシオン社の株価は交戦直後、330ユーロ(約5万4,077円)から299ユーロ(約4万8,997円)へと10%以上急落し、ようやく300ユーロ台を回復した。ラファール80機の導入を決めていたUAEは、契約数量の半減を検討しており、交戦結果を詳細に分析中だ。
UAEが代替機として注目しているのが韓国のKF-21だ。KF-21は当初から第5世代への拡張を視野に入れた設計で、レーダー反射断面積が小さく、内部兵装庫を予定するブロック3型はステルス性能まで進化可能だ。韓国は技術移転と共同開発にも積極的で、UAEの「オイルマネー」が加われば両国にとってウィンウィン(win-win)になるとの見方が出ている。
カシミールの空で繰り広げられた一度の空中戦が、フランス製戦闘機の地位を揺るがし、韓国の次世代戦闘機に新たな飛躍の機会をもたらしている。
インドが負けたと断じるのは単純すぎると思うが
パキスタン側もインドの攻撃でレーダー基地など破壊され
けっこうな被害を受けている
今回のインド側の作戦遂行目的は、テロに対する報復と
パキスタンへの牽制だろうし。
戦争を拡大する意図は印度はもちろん、パキスタン側にもなかったから
早々に痛み分けって形で終わらせたのだと思いますけどね