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2025年05月31日土曜日
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【三者三様の思惑】任期切れ間近のゼレンスキーが和平会談を再提案も…プーチンは無視、トランプは「様子見ばかり」

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません 
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ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は、戦争終結を協議するため、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、アメリカのドナルド・トランプ大統領との3者首脳会談を要求した。

ゼレンスキー大統領は、メディアを通じて「プーチンが二者会談に難色を示したり、全員が三者会談を望むなら、私はそれで構わない」と述べ、このように提案したとAFP通信が28日(現地時間)に報じた。

ゼレンスキー大統領は、今月16日にトルコのイスタンブールで行われたウクライナとロシアの対面交渉を前に、「トルコでプーチンを待つ」、「トランプ大統領にもトルコで同席してほしい」と述べ、三者会談を提案したが実現しなかった。

プーチン大統領は、ウクライナが自身との交渉を禁止する法律を制定したことや、ゼレンスキー大統領の任期が昨年5月に終了し正当性がないという理由から、ゼレンスキー大統領との直接対話に懐疑的な態度を示している。ゼレンスキー大統領は、ロシアが追加の交渉場所としてベラルーシを提案したが、ウクライナ側は受け入れられないと述べた。

そのうえで、トルコ、スイス、バチカンが現実的な選択肢だと主張した。また、地中海の島国マルタやアフリカの複数の国が会談開催を提案したことも付け加えた。

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