iOS 19から充電時間の表示機能を導入、ロック画面から確認できるように
Appleが、iOS 19にバッテリーの充電時間が表示される機能を搭載する見込みだ。

海外メディア「9to5Mac」は5月28日(現地時間)、iOS 19が2週間以内に公開される予定で、ロック画面にバッテリー充電の表示機能が新たに導入されると報じた。iOS 19のロック画面では、予想される充電完了時間が表示されるようになる見込みだ。
Appleは、約20年の歴史を持つiPhoneとiOSに常に新機能や改善点を模索してきたが、実現は容易ではなかった。iPhoneの発売から約20年を経て、iOS 19でようやくデバイスが充電時間を通知する機能が提供されるようになる。
海外メディア「ブルームバーグ」のマーク・ガーマン記者は「(iOSを通じて)ロック画面にiPhoneの充電にかかる時間が表示される」とし、「小さな機能だが、この新機能は間違いなく大きな違いを生むだろう」と述べた。
様々な理由で時間に追われる中、iPhoneを充電しなければならない場面は多い。これまで充電にかかる時間を推測することはできたが、この情報がiPhone自体から提供されることはなかった。iOS 19を使用すれば、予想される充電時間がロック画面に直接表示されることになる。
9to5Macは「ユーザーが長年にわたり待ち望んでいた機能だ」とし、「Appleはこの機能をロック画面ウィジェットか、他のユニークなUI要素として実装するだろう」と伝えた。
以前にもiOS 18.2で充電時間が表示される機能が導入されるとの予測があった。iOS 18.2のベータ版で「Battery Intelligence」というフレームワークが発見され、iPhoneの充電が完了されるまでの残り時間を表示する機能が導入されると予想されていた。しかし、この機能はベータ版でも無効化されたままで、最終公開版のiOS 18.2にはこの機能が含まれなかった。
一方、サムスン電子のGalaxyスマートフォンでは、Android 9(One UI 1)から充電完了の残り時間を確認できる機能が導入されている。