3日午前9時17分時点、ビットコインは10万6,238ドルで取引
リップルなどアルトコインは1週間前より下落傾向
暗号資産の代表格であるビットコインが10万6,000ドル(約1,526万円)台で横ばいの動きを見せている。最近、米トランプ政権による関税政策をめぐる不透明感の中、ニューヨーク株式市場はわずかに上昇したが、ビットコインには明確な上昇要因が見られない状況だ。

暗号資産の市況情報サイト「コインマーケットキャップ」によると、3日午前9時17分時点で、ビットコインの価格は24時間前比0.56%上昇し、10万6,238ドル(約1,529万1,844円)を記録したという。1週間前と比較すると3.07%の下落となっている。
ビットコイン以外のアルトコイン(ビットコイン以外の暗号資産)も全体的に横ばいの展開だ。アルトコインを代表するイーサリアムは前日比3.2%高の2,618ドル(約37万6,842円)で取引されており、1週間前と比べても1.8%の上昇となっている。
同時刻、リップル(XRP)は1.17%上昇の2.2ドル(約316円)を記録したが、これは1週間前と比べて4.74%の下落だ。ソラナは前日比0.07%、1週間前比では10.22%下落し、157.54ドル(約2万2,678円)で取引されている。
韓国の暗号資産取引所「アップビット」では、ビットコインが24時間前比で0.36%上昇し、1億4,860万ウォン(約1,565万8,086円)で取引されており、イーサリアムは0.58%上昇の366万8,000ウォン(約38万6,499円)となっている。
暗号資産専門家らは、今後の価格上昇の可能性もあると分析している。ある専門家は、「ビットコインは最近の下落により直近の安値を更新したが、4年周期のサイクルが繰り返されるという仮定に立てば、今年10月以降の再上昇が期待できる」と語った。