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2025年06月07日土曜日
ホームニュース米国務省が留学生ビザ面接中断問題で週内に詳細発表予定、SNS審査義務化の一環で数日内解決目指す

米国務省が留学生ビザ面接中断問題で週内に詳細発表予定、SNS審査義務化の一環で数日内解決目指す

引用:Youtube@StateDept

米国務省が新規留学生ビザの面接手続き中断に関する詳細情報を週内に提供する予定だ。

米国務省のタミー・ブルース報道官は3日(現地時間)の定例会見で、「(新規留学生ビザの面接手続き中断)問題について、週末前に提供するさらなる情報がある」と述べた。さらに「外交専門家はこの問題の解決には数日かかるだろうと言っている」とし、「この問題は大使館と領事館が(手続き改正に)必要なすべての措置を確実に講じられるようにするものだ」と説明した。

ブルース報道官は現状について「永久に続くものではない」とし、「この問題に関して数日以内に追加情報が提供されることを期待している」と述べた。また「(既に予定されている面接)予約でキャンセルされたものはない」と強調し、「ビザ申請と面接の二段階があり、面接がキャンセルされたり不可能になったケースはない」と付け加えた。

これに先立ち、マルコ・ルビオ米国務長官は先月の27日、世界の在外公館に留学生ビザの面接を一時中断するよう指示した。この措置は今後実施される自国留学生のソーシャルメディア(SNS)審査義務化の一環とされている。一時中断されるビザは、留学生・語学研修生向けのFビザ、職業訓練生向けのMビザ、教育・芸術・科学分野の研究者向けのJビザなどだ。

一方で、今回の方針が米国内の大規模な親パレスチナデモなどを考慮した思想統制の一環であるとの指摘も出ている。

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