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2025年06月07日土曜日
ホームニュース【世界の核弾道、再び増加】中国の核戦力が前年比100基増の600基に...日米への軍事的圧力強まる懸念

【世界の核弾道、再び増加】中国の核戦力が前年比100基増の600基に…日米への軍事的圧力強まる懸念

「世界全体では220基増の1万2,340基に、実戦配備用は9,615基」

引用:長崎大学 核兵器廃絶研究センター(RECNA)
引用:長崎大学 核兵器廃絶研究センター(RECNA)

ある研究機関が「北朝鮮が保有する核弾頭の数は、昨年と同様に50基と推定される」という分析結果を明らかにした。

長崎大学の核兵器廃絶研究センター(RECNA)は4日、2025年版「世界の核弾頭データ」を公表した。同センターは今月1日時点で、北朝鮮の核弾頭数を50基と見積もっている。

また、世界全体の核弾頭数は前年比220基増の1万2,340基に達したという。このうち、実際に配備されているか、実戦配備を目的として保管されている「現役核弾頭数」は32基増え、9,615基と推定されている。

国別の保有数を見ると、ロシアが5,460基で最多、次いでアメリカが5,277基、中国が前年比100基増の600基で3位につけている。

以下、フランス(290基)、イギリス(225基)、インド(180基)、パキスタン(170基)、イスラエル(90基)、北朝鮮(50基)の順となっている。

同センターは、核弾頭総数は2013年以降、おおむね減少傾向にあるものの、実戦用の現役核弾頭数に限っては、2018年から増加に転じていると指摘している。

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