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「アメリカの都合に振り回されない」習近平氏とトランプ氏が電話会談、中国「応約」「原則」「台湾」など10キーワードで分析

竹内智子 アクセス  

引用:ニューシス
引用:ニューシス

「応約」「原則」「台湾」など10のキーワードで分析

習近平国家主席とドナルド・トランプ米大統領が5日、電話会談を行った。中国側は会談の意義を一定程度認めつつも、「アメリカの都合に振り回されるつもりはない」との立場を鮮明にした。会談自体も米側の要請に基づくものであり、今後の通商交渉では“米国の合意履行”が重要になると牽制している。

会談の意義と“10のキーワード”

6日、中国国営新華社が運営するSNSアカウント「新潭親」は今回の電話会談について、「疑いなく重要な瞬間だった」と評価し、「米中関係における重要な指針になる」と述べた上で、会談内容を象徴する10のキーワードを提示した。

① 応約:会談は「中国が応じた」形で始まった

最初に取り上げたのは「応約(約束に応じる)」という言葉。新華社は冒頭で「中国の指導者がトランプ大統領の要請に応じて通話した」と明記しており、会談を主導したのは米国であることを強調した。つまり、通商交渉を急ぐ必要があるのはアメリカ側だという構図を印象づけようとしている。

② 特に:妨害要因の排除を重視

次に取り上げられたのは「特に」という表現。習主席は「米中という大きな船の航路を修正するには、方向を正しく見定め、特に妨害や破壊要因を除くことが重要だ」と述べた。ここでも交渉の障害となる米側の措置に改善を求める含意が込められている。

③ ジュネーブ:対話と協力の象徴

会談では、両首脳がジュネーブ合意に言及し、通商問題は「対話と協力」によってこそ解決されると再確認した。新潭親は「ジュネーブのような対話こそが唯一の選択肢である」とし、トランプ大統領も同意したと伝えた。

④ 原則:中国は“柔軟ではあるが譲らない”

習主席は「我々には誠意があるが、同時に原則もある」と述べた。ここでいう原則とは、「闘うなら徹底的に闘う、話し合うなら道は開かれている」という、中国が繰り返し強調してきた基本方針である。

⑤ 履行:米国にも合意履行の責任

新潭親は「中国が履行しない」と批判する一部米政界の声に対し、「米国こそ合意を反故にしてきた」と反論。中国側は信頼性や交渉手法に関する問題を率直に指摘し、否定的な措置の撤回を要求したと述べた。トランプ大統領の「協力して履行する」という発言の真偽が問われている。

⑥ 台湾:緊張回避のレッドライン

台湾問題も重要議題として浮上。習主席は「一部の台湾独立勢力が米中を危険な対立に引き込もうとしている。米国は慎重に対応すべきだ」と警告。これに対し、トランプ大統領は「一つの中国政策を堅持する」と応じたという。

⑦ 尊重:発言と行動の乖離に疑念

トランプ大統領は「中国を深く尊敬し、協力によって多くの成果が得られる」と述べたが、新潭親は「発言は正しいが、米国の政策はそれに逆行しているようだ」と皮肉を交えたコメントを載せている。

⑧ 留学生:中国人留学生への歓迎発言に注目

米中関係悪化の中でも、中国人留学生の将来に注目が集まっており、トランプ氏の「中国人留学生は歓迎する」との発言が紹介された。新潭親は、こうした言葉が実行されるか否かが重要だと強調した。

⑨ 新たな会談:次なる交渉ラウンドへ

両首脳は、ジュネーブ合意の履行を推進し、早期に次の会談を開催することで合意した。トランプ大統領も「今回は貿易問題にほぼ集中した」と語り、今後の会談予定が近く発表されるとした。

⑩ 訪中:再び“紫禁城ツーショット”はあるか?

会談の最後に、習主席はトランプ大統領の訪中を歓迎する意向を示し、トランプ氏も「感謝の意」を表した。2017年の故宮訪問を引き合いに出し、「今度は再びメラニア夫人と写真を撮ることになるのか」と新潭親は結んだ。

“不確実性の塊”としてのトランプに警戒感

新潭親は総括として「過酷な現実に直面する今、冷静かつ明確な視点が必要だ」としたうえで、「トランプ氏は伝統的な政治家ではなく、最も確かなのは彼の“不確実性”であり、立場を180度変えることも珍しくない」と強く警戒する姿勢を示した。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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