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2025年06月08日日曜日
ホームニュース「蜘蛛の巣作戦」への血の報復!ロシアがウクライナ全土を400機ドローン大空襲、死者8人・負傷者80人の惨事

「蜘蛛の巣作戦」への血の報復!ロシアがウクライナ全土を400機ドローン大空襲、死者8人・負傷者80人の惨事

ウクライナの「蜘蛛の巣」作戦に対抗、黒海でも緊張高まる

引用:Depositphotos
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ロシア軍は6日夜から7日未明にかけて、ウクライナ全土に対して空爆を行い、少なくとも8人が死亡、80人以上が負傷した。

ロイター通信によると、ロシア国防省は7日に声明を発表し、ウクライナ国内の軍事施設を標的に、高精度長距離兵器と無人航空機(ドローン)を用いた大規模な夜間空爆を実施したと明らかにした。

国防省はすべての目標を精密に攻撃し、空爆の目的を達成したと主張している。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、今回の大規模空爆によって首都キーウのほか、ハルキウ、チェルニーヒウ、ルーツィク、テルノーピリなど各地で被害が出たとし、全国で少なくとも6人が死亡し、80人以上が負傷したと発表した。

今回の空爆は、ウクライナが“蜘蛛の巣(スパイダーウェブ)”作戦と呼ばれる無人機攻撃により、ロシア本土の複数の飛行場で戦略爆撃機を破壊したことに対する報復とみられている。

ウクライナ空軍によると、ロシア軍はこの空爆で400機以上のドローンと、巡航ミサイルおよび弾道ミサイル計40発以上を使用したと推定している。キーウ市内では住宅や重要インフラが被害を受け、救助活動中だった消防隊員3人が命を落とした。

ハルキウでは、シャヘド・ドローンや誘導爆弾、ミサイルによる攻撃で民間事業所や集合住宅に大規模な火災が発生し、多数の死傷者が出た。

一方、黒海でも緊張が高まっている。ロシア国防省は7日、黒海上空でウクライナ海軍の無人水上艦4隻およびネプチューン巡航ミサイル3発を迎撃したと発表した。

これに先立ち前夜、ウクライナ国防情報局(GUR)は、海上ドローンを用いてクリミア半島西部のパンスケ湖周辺でロシア海軍の曳航船を破壊したと明らかにしている。

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